カテゴリ : 学内イベント

IMG_0357















12年生の卒業のときがやって来た。
式での卒業生ふたりを見ると、胸が、目頭が熱くなる。
小さかった手は、今、大きな夢を追い求める手になった。
無邪気な笑顔は、今、成熟した表情に変わっている。 
時の流れはある意味、容赦なく、彼らを大人へと変えてしまう。

 

窓の外に目をやると、早春の風が優しく吹き抜けている。木々は新緑の支度をはじめ、花々は色とりどりの花びらを舞わせる。この自然の美しさは、若者の未来への希望を感じさせる。このふたりはこれから、自分の道を自分自身で歩み始めるのだ。


卒業という言葉は、人の心を揺さぶる。幼かった姿がまるで昨日のように思える子どもたちが、今は立派な大人になっていく。その成長を見守りながら、感慨深い気持ちで胸がいっぱいになる。彼らがこれから何を経験し、どんな人生を歩むのか心配でもあり、同時にそれ以上に期待もしている。

 

式のあとは、まるで祝祭のように賑やかだった。子どもたちが笑い合い、語らい、未来を讃えあった。これまでの学びや友情、そして家族の支えが、これからふたりを強くしていくことだろう。そばで見ているだけの私としては、いつまでもふたりの味方でありたいと願う。

 

卒業は、別れのときでもあるが、どちらかといえば、新たな始まりのときだと想う。子どもたちが羽ばたく準備が整った今、私たちは彼らを後押しし、応援する準備を整えなければならない。このふたりがどんな道を選ぶにせよ、私たちはその背中を見守り、夢に向かって進むことができることを、ただただ、願うばかりだ。
(6年生保護者)

IMG_0389


IMG_0054































・・今後開催のイベント情報・・


2024年5月26日(日)
にじいろまつり
参加無料
詳細は近くなりましたら
こちら(学園WEB)に掲載します
*昨年の様子はこちら(ブログ記事)*


2024年5月26日(日)
第2回 教員採用説明会

連携型教員養成講座説明会

体験授業・教室見学・生徒の発表等
詳細はこちら


詳しくはこちらをご覧ください。


下記SNSでも学園の様子をお届けしています。
ぜひご覧ください。

btn_fb
btn_insta

12月1日、この日、学園のホールは、とても素敵な「アドヴェント・ガーデン」に変身しました。

これは愛知シュタイナー学園で大切に行われている、お祭りの一つです。

本物のモミの枝葉で渦巻状の「道」を作り、中央に、木製の燭台と、大きなロウソクを1本飾ります。

17時を過ぎ、太陽も沈んだ頃、学園内の電気は全て消されます。

薄暗いホールに響く、ライアーの静かな音色… 灯りは中央に輝くロウソク1本…
9B9747DB-E9DE-46E6-A012-AD330D6B680E
厳粛なムードに包まれたホールへ、緊張の面持ちで入場してくる子どもたち。
主役は1年生と2年生です。

この日のために、子どもたちは「りんごロウソク」と「キャンドルランタン」を、手作りで準備していました。
08BCDF4A-33A8-49D3-A322-33DA2166495D
先生から手渡されたりんごロウソクを持って、一人ずつモミの道を歩き、中央の大きなロウソクから火を貰います。

ロウソクに火が灯ると同時に、子どもたちの真剣な表情が照らし出されます。

火の灯ったロウソクは、モミの道へ置いていきます。

灯りを「自分だけのもの」として持ち帰るのではなく、ホール全体を、一人ひとりの灯したロウソクの光で満たしていく「共同作業」という意味があるそうです。
a-17
暗闇と静けさ、そして、灯りの暖かさとありがたさを感じられる、静かな静かなお祭り…

帰り道、キャンドルランタンを持って駐車場へ向かう親子の列は、とても美しく、微笑ましい光景でした。

子どもたち一人ひとりの心に、温かな火が灯ったのだろうな…
そう感じられる、幸せな瞬間でした。

最後になりましたが、ご準備に携わって下さったすべての皆様、本当にありがとうございました。
(1年生保護者)
a-11

・・今後の開催イベント・・

2024年1月13日(土)
追加募集説明会
詳細はこちら

2024年1月13日(土)
【大人向け公開講座】
「子どもを見守る大人のまなざし」
~幼児期から思春期までの子どもの成長~
詳細はこちら

2024年1月13日(土)
【公開イベント】
12年生卒業オイリュトミー公演「FLOWer」
詳細はこちら

2024年1月17日(水)
おはなしと小さな手仕事
ことり(1/14申込〆切)
(未就学児保護者向け)
詳細はこちら


下記SNSでも学園の様子をお届けしています。
ぜひご覧ください。
btn_fb
btn_insta

1024()に、学園北棟ホールにて東京賢治シュタイナー学校のオイリュトミー公演がありました。昨年に続いて公演を観るのは2回目で、始まる前からワクワクしていました。

C9F811B4-8E4E-4D7B-A0DD-2DB7C433497D

今年のプログラムは、

《音楽オイリュトミー》

バッハの小フーガ「ト短調」

ガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルー

《言葉のオイリュトミー》

ドイツ語の詩

平家物語(一部抜粋)

《物語のオイリュトミー》

西遊記

とバラエティーに富んだ内容でした。


どの演目も、12年間の集大成として彼らの力を十分に発揮した魅力的なオイリュトミーで、見応えがありました。

482D63DF-1702-4916-BFC8-48922221C3ED

中でも、演劇の要素を取り入れた、物語のオイリュトミー『西遊記』はとても面白かったです。孫悟空のスピード感のある動き、猪八戒と沙悟浄のコミカルな動き、三蔵法師とお釈迦様の優雅な動き、それぞれがとてもよいバランスで、物語の世界に引き込まれてしまいました。

公演直前に、1人体調を崩してしまい、代役を立て、(それも、孫悟空!)配役を調整して演じたそうです。

低学年の子どもたちにも大人気で、その後の学童では、草の尻尾をつけた男の子を発見!(孫悟空だそうです。)

2023-10-24 15.52.14

そして、最後の演目『ラプソディ・イン・ブルー』では、10人が音楽と一体になったような、躍動感あふれるオイリュトミーを見せていただきました。10人の動きが風のようにホールを駆け巡り、時に交差しながら動いていく姿に圧倒され、彼らの生命力溢れるオイリュトミーに感動しました。


これから、日本での公演の後に、ドイツ公演へ行くそうで、彼らのご活躍を祈念しております。


今後の我が子のオイリュトミーがどんなふうになっていくのか、楽しみになってきました。

(5年生保護者)


・・今後の開催イベント・・

2023年11月11日(土)
地域限定 ハピゴラ子育て座談会
〜医師と語る乳幼児期の子育てで大切なこと〜(
要予約)

2023年11月12日(日)
第二回
まちミル博覧会
2023年12月2日(土)
Christmas Market(予約不要)

2024年1月17日(水)
おはなしと小さな手仕事
ことり要予約)
(未就学児保護者向け)
詳細は開催日が近づきましたら
WEBに掲載予定

・・・

下記SNSでも学園の様子を
お届けしています。
ぜひご覧ください。

btn_fb
btn_insta

秋空の元、
高等部主催のスポーツフェスタが
行われました。


まずは、みんなでストレッチ。

高等部の元気な掛け声に、
こちらも大きく返します。

IMG_0041
IMG_0040

はじめは、低学年みんなで
「増え鬼(鬼ごっこの一種)」。

鬼のお兄さんお姉さんが追いかけ、
逃げ回ります。

捕まって手を繋ぐ、
高等部生と低学年の子どもたちの姿が、
微笑ましく映ります。

IMG_0091
IMG_0114
IMG_0060
IMG_0078


高学年との「アルティメット」。

初めて見ましたが、
フリスビーを使い面白そう。

IMG_1014
IMG_1026


5
年生~12年生の「ドッジボール」は
白熱していました。

男子はみんな真剣です。
負けじと挑む女子の姿も。


IMG_0158
IMG_0180
IMG_0197

「綱引き」は互角。

こちらの声かけまで盛り上がります。

IMG_0296
IMG_1069
IMG_0301
IMG_0305
IMG_1068

大人も高等部と一緒に参加。

子どもたちの応援も盛り上がります。


「大縄跳び」はクラスごと。

みんな、春より大きくなった姿が見られました。

IMG_1118

最後の一年生は、縄を回さず、
「郵便屋さん」で。

IMG_1124

飛ぶのが難しい子は、
生徒が抱っこしてあげて。

IMG_1209

最後の「リレー」は、

子どもも大人も前を向き、
風を切って走りきりました。


IMG_1265
IMG_0553

屋外での楽しいスポーツフェスタに参加して、
9年生を中心に主催してくれた
高等部の子どもたちの成長を感じて
心が清々しく、また熱くなりました。
(5・8年生保護者)

・・今後の開催イベント・・


2024年1月13日(土)
新入転入生 追加募集 学園説明会
詳細はこちら

2024年1月13日(土)
【大人向け公開講座】
「子どもを見守る大人のまなざし」
~幼児期から思春期までの子どもの成長~
詳細はこちら

2024年1月13日(土)
【公開イベント】
12年生卒業オイリュトミー公演
詳細はこちら

2024年1月17日(水)
おはなしと小さな手仕事
ことり(1/14申込〆切)
(未就学児保護者向け)
詳細はこちら

・・・

下記SNSでも学園の様子を
お届けしています。
ぜひご覧ください。

btn_fb
btn_insta

ブログトップ写真 大きいサイズ

盆踊りとオイリュトミーを掛け合わせた、どこにもない祭。それが盆リュトミー。

保護者による発案、企画、そして実行。一人ひとりの持つ能力が余すことなく発揮されました。


1週間ほど前からポスター掲示をして少しずつ気分を盛り上げ、前夜に会場準備。
DFE66A62-E524-408A-BD04-1C2127031282

ホール中央に、吊り下げ式のやぐらを組み、紐を渡らせてランタンをぶら下げました。

蛍光灯の数を減らして、優しい光を演出します。

麦で作った大きく美しいヒンメリが、特別な存在感を放ちます。

カーテンには、折り紙で作った星の数々。

「星めぐりのうた」に登場する星座が形作られているこだわりよう。

そうです。

盆リュトミーで踊るのは、宮沢賢治のつくった「星めぐりのうた」。オイリュトミーの先生に考えてもらった、オリジナルの振付けです。

6465964F-2D6E-4B72-95C7-E3FACA456376

さて、当日は昼過ぎから徐々に親子が集まり始め、まずは流しそうめんで涼を味わいます。

学園では、流しそうめんは毎年の恒例行事でしたが、コロナをきっかけに無くなっていました。私も入学以来の初体験。

大人も子どもも一生懸命に麺を追いかける姿が、微笑ましくてたまりません。

小さな子が麺を食べられるよう、子ども同士気遣う姿も。なんて素敵でしょう。

2D71D2AD-21CA-4E01-8F23-8A14C0455565

お腹が満足したところで、浴衣に着替え、やぐらの周りに集まって、先生から踊りを習います。

高等部生徒と保護者が各自の楽器を持ち寄って演奏します。ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、フルート、太鼓、ギター、三線

不思議な楽器編成ですが、炭坑節の雰囲気も驚くほどバッチリ。

2C1850CC-7F88-439A-8260-91E06EB39F18

皆で呼吸を合わせ、空気を作り上げていくその時間は、私にとって幸せの極みで、この空気をそのまま閉じ込めてしまいたいと思うほどでした。

調和することの心地よさ。

全力で遊びを楽しむ子どもたちに負けないくらい、大人たちも全力で楽しみました。

学園の先生と保護者、子どもたちみんなが輝き、強く結びついた盆の夜です。

(4年生保護者)
75AC09D8-4420-408D-BE2A-7063258D0AD5
7D360E82-3F0E-48B0-9CAD-79D876E89A09



・・今後の開催イベント・・



2023年8月26日(土)
夏の茶話会&見学会
詳細はこちら


2023年9月16日(土)
学園説明会
要予約
詳細はこちら
*2024年度ご入学を検討するご家庭で6月の説明会に参加されていない場合、こちらの会にご参加ください


2023年10月1日(日)
第一回
まちミル博覧会(要予約)
詳細は開催日が近づきましたら
WEBに掲載予定


2023年11月12日(日)
第二回
まちミル博覧会(要予約)
詳細は開催日が近づきましたら
WEBに掲載予定


2023年12月2日(土)
Christmas Market
(予約不要)
詳細は開催日が近づきましたら
WEBに掲載予定


2024年1月17日(水)
おはなしと小さな手仕事
ことり要予約)
(未就学児保護者向け)
詳細は開催日が近づきましたら
WEBに掲載予定

・・・

下記SNSでも学園の様子を
お届けしています。
ぜひご覧ください。

btn_fb
btn_insta
Copyright (c) Aichi Steiner Gakuen All Rights Reserved.