タグ: オイリュトミー


1月27日に、学園ホールにてオイリュトミー発表会がありました。昨年度は、全学年の発表会は行なわれなかったので、久しぶりに1年生から10年生までのオイリュトミーを見ることができました。


初めは1年生です。三島先生から低学年のオイリュトミーについて話を聞き、発表が始まりました。低学年は、先生と一緒に輪になって動きます。可愛らしい1年生の子どもたちは、先生と一緒に、種になったり、お日様になったり、楽しそうに動き、会場が温かな雰囲気に包まれました。
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続いて2年生の発表です。輪になって動き始め、友達に向かって真っ直ぐ動いたり、友達の周りを回ったり、元気よく動いていました。
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3年生は、音楽に合わせてリズムよく動きました。アラベスクの曲では、向かい合い、手をクロスさせるポーズをして、自分と世界との境界を作りながら動いていました。
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4年生は、輪になった形の中にお手玉を置き、フォルメンを動きました。相手と交差して動いた後は正面を向いて、堂々と発表する姿に成長を感じました。
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5年生は、一人ひとり異なる色の衣装で、音楽に合わせて交差する動きが美しかったです。表現力豊かに動いていました。
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6.7年生は、身体も大きくなり、動きに迫力がありました。より深く、音楽や言葉を表現できていて、見とれてしまいました。
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8年生は、トルコ行進曲に合わせて、銅の棒を使って動きました。お互いに棒を投げて、受け取ったり、途中、戦いの動きも取り入れたり、とても面白く、見応えがありました。
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最後の10年生の発表は、二つの作品の表現に取り組んでいました。今までの練習の積み重ねで、このような美しい動きができるようになるのだ、と分かりました。これからも表現力を磨いていって欲しいです。
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1年生から10年生までの発表を観て、学年ごとに成長に合わせた動きがあり、それぞれの学年にとって必要なオイリュトミーの動きがあるんだなぁと感じました。これからも、子どもたちの成長とともにあるオイリュトミーを観るのがとても楽しみです。
(4年生保護者)

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影島先生による大人対象のオイリュトミー講座が学園にておこなわれました。
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参加された皆様の感想を紹介いたします。


●足と手の動き、左右を考えて表現することや、1秒ごとに違うイメージを持つことを子どもに教えていく教育をはじめて体験できました。


●初対面の方たちとともに、心で感じて体で表すというリラックスタイムをいただき、気持ちよかったです。


●体も心も自由に解き放たれるとても楽しい時間でした。初めてのオイリュトミーでしたが、生演奏の美しさ、先生のパッション、参加者の皆様のあたたかさ、全てが心地よい体験でした。この感覚を日々大切にしていきたいです。


●初めてオイリュトミーをした3年前よりは慣れた気もしますが、毎回新鮮に楽しめます。


●毎回、その時に必要なメッセージや体感覚を受け取ることができます。先生の明るく軽やかなエネルギーに触れるだけで元気になれます。普段いかにガチガチに枠にはまってしまっているのかに気づけて、もっと楽しく軽やかでいいんだなと心身ともにゆるみました。


●最近、心も体も硬かったが、音楽を感じながら動くことで、終わるころにはのびのび晴れやかに飛び立ちたいような自分になっていた。


●とても良い雰囲気であっという間に感じました。かなり体を動かしていると思いますが、疲れは感じず、心地よい感覚が残りました。最後の感想のシェアで色々と気づきがあったり、他の人の人柄も感じられて良かったです。


●オイリュトミーは日常の色々なことと結びついているのだと毎回感じます。手のひらの向きで人の気持ちが表現されていたりと、私たちは体でたくさん表現していることに気づきました。


●知っている曲でしたが、曲に込められている想いやリズム、飛び立つ感じなど、深く考えたり感じたりしたことがありませんでした。カチコチだった頭、体、心が解放されて全身が軽くなりました。周りの方にもオイリュトミーの良さを伝えたいです。日常の所作やリズムをもっと大切にしていきます。


●人間って美しいな。自分や仲間、人間のつくり上げるものって美しいな。自然と共にこの地球に生を受けたことに感謝の気持ちが湧きました。


影島先生のオイリュトミー講座は毎回学びが多く、笑いもあり、とっても楽しいです。
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・・今後の開催イベント・・

11/26(土) おやこでたのしむChristmas Market 2022
1/7(土) 説明会 【二次募集】 


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影島先生によるオイリュトミー講座を開催します。


子どもたちが学んでいるオイリュトミーを体験し、
先生とお話をしながら学べる講座です。

パワフルでユーモアあふれる影島先生と
一緒にオイリュトミーを学びましょう。

前回参加された方も初めての方も、ぜひご参加ください。



【日時】  1月23日(日) 10時〜11時30分


【場所】  愛知シュタイナー学園
      北棟2階ホール

【内容】  7年生から高等部のオイリュトミー体験(1時間)とお話(30分)
     (*大人の方が対象です)

【駐車場】 お申込みの方に後日ご案内いたします。

【講師】  あかね塾 影島清恵先生


【参加費】 2,500円


【持ち物】 オイリュトミーシューズ(かかとのある滑らない靴)
      動きやすい服装 

      飲み物 筆記用具

【お申込み】 お申込みはこちら

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〜参加者アンケートより〜


●1年生の頃からの積み重ねで、
12年生のときには難しい動きもお互いにぶつからずできるようになるのだなと思いました。

●生きていく上で大切なことを、身体を動かすことで身につけていると思いました。

●子どものころ、身体を動かすのが楽しかったことを思い出しました。

●こうやって子どもたちは動きや言葉、音の美しさを心で感じながら、
調和した人間に育っていくのだなと感じました。

●先生の言葉を聞きながら想像力が湧き上がりました。

●自分を感じることが楽しかったです。

●先生の姿勢や身体の動かし方がとてもきれいだと思いました。
真似して動かすことが予想以上に難しかったです。

●身体も心もスッキリしました。

●継続して受けてみたいです。

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昨年に続き、今年も「東京賢治シュタイナー学校」の12年生18名が、
卒業オイリュトミー公演のために愛知に立ち寄ってくれました。

愛知の卒業生は3名なので、その6倍の高校生が校舎に到着した時には迫力がありました。
ちょうど休み時間だったこともあり、下のクラスの子どもたちは興味津々で
窓から乗り出しての大歓迎。全校生徒が拍手でお出迎えしました。

1F5A485F-0F62-4CCD-88F1-974C40D4DA5C到着して早速2階のホールでリハーサルスタート。
おもてなし部隊の母たちはキッチンで昼食の準備です。
今年も保護者からの持ち寄り料理をワンプレートに盛り付け、
スープやおにぎりを作ることにしました。
お昼に1階のキッチンに降りてきた彼らは、料理を見るなり
歓声を上げてくれました。作りすぎたかな?と
心配していたのですが、みんな綺麗に平らげて、
「スイーツも食べたい〜。でも我慢。」と言って甘味類は
公演後に食べることに。お昼をたくさん食べて2回もの
公演で動けるのかな?と心配しましたが杞憂でした。
とてつもない運動量なのです。ホールを目一杯使って
すごい勢いで動くこと動くこと。
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前半はゲーテの詩を含む3曲を舞い、休憩を挟んで後半は
メルヘン「森は生きている」をオリジナル脚本に起こした演目と、
リストのハンガリー狂詩曲第二番でした。
ゲーテの詩では水の流れを滑らかな動きとスピードで表現し、
メルヘンでは笑いを誘う語りとコミカルなオイリュトミーで和ませ、
リストのハンガリー狂詩曲ではアップテンポなリズムを
18人が目にも止まらぬ速さで表現していました。
どの曲も、それはそれは見応えがあり、まだまだずっと見ていたいと
思わせるほどでした。

更に、シルクの衣装はうっとりするほど美しく、特にメルヘンでの
クライトの発色が素晴らしかったのです。12の月の精が着る12色の衣装や
装飾がとても綺麗で見惚れました。

公演が終わって私服に戻った彼らからはさっきまでの気迫が消えていて、
その切り替えの速さにこちらがまだ余韻に浸っていたいのだと気付かされました。
A40F7401-7793-4763-B02A-3CFE7C4FC054 12年生どうしの束の間の交流を終えて、おもてなし部隊が用意した
夕食のお弁当とおやつセットを大事そうに持って行きました。

夕方6時前、とっぷりと暮れた学園の駐車場に、日進駅まで送るために
学園保護者の車が集まりました。分乗していく12年生を見送るとき、
愛知もこんな大人数の訪問を受け入れられる日が来たのだなー、と
ひとりで感動を噛み締めていました。

引率してくださった先生方、快く送り出してくださった保護者の皆さま、
本当にありがとうございました。
コロナ禍のため、恒例の海外公演が出来なくなってしまったけれど、
これから1週間かけて京都方面を旅するそうです。
12年生のみんな、愛知に来てくれてありがとう!
良い旅を。
         (おもてなし隊 12年生母)

〜プログラム〜
①メル・ボニス:ピアノ四重奏曲第1番op.69 第3楽章
②J.W.ゲーテ:詩 “水の上の霊の歌"
③S.プロコフィエフ:ピアノソナタ第1番 op.1
ーーー15分休憩ーーー
④メルヘン"森は生きている”
⑤F.リスト ハンガリー狂詩曲第二番
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