カテゴリ : 教員より

3・4年生は、週末に豊田市の山に出掛けました。BlogPaint
木こりの杉野さんが管理されている山です。

山では全員ヘルメット着用。
軍手をはめて準備ができたところで
まず、杉野さんからお話を伺いました。
木こりの命がけの仕事についてや
スギとヒノキの見分け方などなど。 

無事故を皆で祈願してから
ヒノキを切り倒す作業に移りました。
杉野さんが刃を入れ、子どもたち全員でロープを引く。
それを繰り返し、とうとうその木は
周りに葉を散らしながら、重々しく倒れました。

倒れた生木をのこぎりで輪切りにさせてもらい、
お土産もできました。
皮をむくと、みずみずしくすべすべな木肌が出てきました。
「チーズだよ」と子どもたち。
本当に美味しそうなスモークチーズに見えます。

お弁当をいただいた後は、山主さんにご挨拶をし、
それから製材所の見学もさせていただきました。

今回の木の一部を家づくりに使わせていただけることとなり、
子どもたちの目が輝きました。
「早く家づくりがしたい!」
来週は丸太の皮むきから始まります。

杉野さん、大工の中村さん、
有意義な一日をありがとうございます。

           (3・4年生 担任)

 

今年度、苗作りから始まった3・4年生の稲穂がたわわに実り
BlogPaintとうとう刈り取りの日を迎えました。
授業内に何度も草取りに通った子ども達にとっては、
待ちに待った収穫です。

5月に苗を手植えした時はおぼつかなかった子も
鎌を持ち、しっかりと刈り取っていました。
ほんの半年間なのに、それぞれの成長を感じる日となりました。

秋祭りでは、皆で育てたさつまいもを
賛助会員の方々にお持ち帰り頂きました。
大活躍の3・4年生が
次に待っているのは乾燥させた稲の脱穀と籾摺りです。
お米として食べるには数々の手間がかかることも学びます。
                      (ブログ担当 保護者)


 

BlogPaint3・4年生は今年度、米づくりや畑作に取り組んでいます。
様々な体験で外に出掛けることがとても多い1年です。

1学期の終わりに、畑と田に出掛けました。
田んぼはわずかに雑草が残っていましたが、
稲はすくすくと育っており、
他の田より育ちがよいと子どもたちも満足気です。

畑では、大豆が実り始め、
前の週に刈取り、生葉染めにした藍は、
すでに新たな葉を茂らせています。

綿も花を咲かせ始めました。
クリーム色の花は奥に赤紫を秘めていて、
夕方にしぼむときには花びら全体が桃色に染まります。
「きれいだね」と子どもたち。うっとりと眺めました。

BlogPaint
9歳のころの新たな世界との出会い。

不安を抱えた子どもたちがいくつもの体験を通して、
大地にしっかりと足を降ろしていく姿を見守る日々です。

ニュースレターにも、もっと詳しい記事を載せます。
ぜひご覧くださいね。

            (3・4年生担任)


 

BlogPaint6月半ば、学園父兄を対象にオイリュトミー体験会をしました。

これまでクラスごとに懇談会で20分ほどのオイリュトミー体験を
したことはありますが、全校の父兄が一緒に一時間半も
オイリュトミーをするのは初めてです。
教室いっばいの大きな輪ができて、
ウォーミングアップに低学年でしている動きをして、
メインは5・6年クラスでしている星の詩で星の動きをしました。

まず一筆書きで手で空中に星を描いてみて、全員の動きが揃うように
描く方向を揃えました。そして、その一筆書きの星を地面に下ろして
全員一斉に歩いて星の道をたどります。
さらに星の5つの頂点に一人ずつ立って5人で一緒に一つの星を動きます。
すると、ぶつかりそうになったり、前にいる人を横切ったり抜かされたり、
いろんなトラブルが発生しますが、タイミングがあうと、とても美しく星が
キラキラ輝いているような動きに見えるようになります。

さすが大人、もっと混乱が起こるのを予想していましたが、
オイリュトミー経験者が何人かいたこともあって見事に星を動くことができました。

子ども達もお父さんお母さんがオイリュトミーをすることが気になる様子で、
家で「お母さん、ワクワクしているでしょ」と子どもに言われた人もいました。
そして体験会を終えて教室から出ると、待ちかまえたように私の持ち物を見て、
「あっ、○○やったんですか」という声を子どもからかけられました。

また学園のオイリュトミーの輪が広がった日でした。
                 (オイリュトミー 専科教員)

BlogPaintBlogPaint








ミツバチの不思議

56年生はこの春、昆虫学の授業でミツバチについて学びました。学園の中庭はたくさんの木々や
花々がところ狭しと植わっていて、春になると一斉に芽吹き、花開き始めます。
そこにはもちろんたくさんのミツバチもやってきます。


最初のミツバチの授業は、私のこんな話から始まりました。

「“わたし”は花の蜜と花粉が大好きです。
  “わたし”の家の部屋はきれいな六角形が並んでいます。…」

子どもたちは目を閉じて話を聞きながら、頭の中にその“わたし”を思い浮かべて、
それが何なのかお話が終わった後に当てます。

 「ミツバチ!」

そのあと、みんなで中庭に出てミツバチを探しました。

 「あそこにいる!」

 「ねえ!こっちにもいるよ!」

次々に見つけて、ミツバチの動きをじっと見ていると、

 「あっ!」

と一人の子が声をあげました。のんびりと花から花へ飛んでいくイメージだったミツバチが、
空中でホバリングしていたかと思うとすごいスピードでまっすぐ飛んでいったのでした。
教室に戻ると、子どもたちは、今まで何気なく見ていたミツバチのイメージと実際観察した
後のミツバチの違いに、興奮しながらいろいろと自分たちが見たことや気がついたことを
報告してくれました。

「ミツバチは1秒間に何回羽ばたいていると思う?」という問いかけに
子どもたちはそれぞれ想像して答えました。

子ども「10回くらい?」

私「もっとです」

子ども「えっ?1秒間でしょ?もしかして50回くらい?」

私「もっとです」

子ども「え~!100回超える?」

 私「はい。もっとです」

 子ども「えーーー!」

ミツバチの最高速度についても話をすると、さらに驚きの声をあげました。

 「ミツバチってすごい!」

別の日には、趣味でニホンミツバチを飼っていらっしゃる方のお宅へお邪魔させてもらいました。
活動が活発になる
10時過ぎにうかがうと、3つある巣箱の周りにはすでにミツバチがたくさん
飛んでいました。最初はたくさんのミツバチに怖がっていた子どもたちも、こちらが攻撃しなければ
刺されないということをご主人の行動から見てとると、すぐに巣箱の近くに寄ってミツバチを
じっと見始めました。

 「あ!花粉団子だ!黄色いよ!」

と、団子状の花粉を肢につけて巣に戻ってくる働きバチを見て大興奮。花粉団子の話は授業で
していましたが、実際に見るのは初めてです。「どこどこ?」と、他の子どもたちもじっと観察して
「あ!ほんとだ!」「すごい!」と、目をキラキラ輝かせました。

今は主のいないセイヨウミツバチの巣も見せていただき、きれいな六角形の巣室が並んでいるのを
実際に見た子どもたちからは、「わあっ!」と歓声があがりました。食い入るように見つめたり、
触ってみたり、ご主人に質問をしたり。子どもたちのミツバチへの興味・関心はますます
高まりました。

ご主人のミツバチに対する深い愛情のある言動にも感化され、帰るときには子どもたちが
「ミツバチってかわいいね!」「先生!学園でミツバチ飼おうよ!」と声をそろえて言っていました。
駅までの歩道でも、その脇に咲くツツジの花の中に「ミツバチがいる!」と発見しては
みんなが「どこどこ?」と覗き込むということを何度も繰り返し、なかなか先に進めませんでした。


ミツバチの学びの最終日のおやつは、ハチミツの食べ比べ。私が家で焼いた食パンに、アカシア、
みかん、レモン、ブルーベリー、マヌカなど、いろんな花から採れたハチミツをのせて食べ比べて
みました。ミツバチがその一生で集めるハチミツの量はたったのスプーン
1杯程度です。
そのことを学んだ後にハチミツをいただいたので、みんなで「ミツバチさん、ありがとう」と言って
手を合わせて食べました。ハチミツといえど、どの花のミツかによって色も味も違うんだという
ことを体感しました。


また、別の日には巣蜜もパンにのせて食べてみました。実際に六角形の巣室にぎっしりとハチミツが
入っているのを見て、子どもたちも「わあ!」とため息のような歓声をあげました。私が少しずつ
切り分けると、「もっと大きく!」とリクエストが入ります。普段はクレヨンやロウソクでお世話に
なっているミツロウですが、この日は巣の材料としてハチミツと一緒に口に入れました。私には濃厚
すぎるように感じた巣蜜も、子どもたちからは「おいしい!」「おかわり!」の声があがりました。

翌日の図書館ではミツバチの本を借りる子どももいました。すっかりミツバチに魅了されたようです。


私も授業準備しながら、ミツバチの生態には「へ~!」「ほ~!」と驚くことばかりで、楽しく
授業準備ができました。この学びのおかげで、私もミツバチに愛着がわきました。
これからも、子どもたちがワクワクできる授業ができるよう日々精進していきたいと思います。
                                   (
56年生担任)


Copyright (c) Aichi Steiner Gakuen All Rights Reserved.