カテゴリ : 教員より

BlogPaint4・5年生はこの春、郷土学の学びを始めました。
最初は自分の足元を自分の目の高さから
見下ろし、実物大で足と床を描きました。
そこから視点をだんだんと上げて行き、教室の天井を越えて
空から見下ろした世界を感じ描いていきます。

そして、先日は学園のある日進市市役所周辺を
見下ろすことができる北高上緑地へ出掛けました。
川を渡り、田んぼの間の道を抜けて緑地の中に入り、
小高い丘の上の木々の間から見えた景色に
「うわぁ、学校の近くの図書館が見える!」
「スポーツセンターも見えるよ」
「学校はあの辺だね」 と。
そうだね。今、皆が歩いてきた道も分かる? と聞くと、
「あの道だよ」
「橋が見えるよ」

その時見えた川沿いの道を
これからの授業で辿っていくことを
まだ子どもたちは知りません。
けれども、どうしてあの景色を見に行ったのかは
うすうす気づいているようです。
「もっと高くまで飛ぶの?」
「どこまで描くの?」
と教室に帰ってから聞いてきた子どもたちでした。
           (4・5年生クラス 担任)
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BlogPaint昨日は5,6年生クラスのクラス懇談会でした。
エポック授業のノートを見ながら、3学期に学んだ事を教えて下さいます。
今は2回目の「植物学」をしているそうですが、
1月から2月にかけては「幾何学」、
その前の12月から1月にかけては「物理学」の音、光、色の学びでした。
私は特に、その中でも「物理学」のエポック授業に興味が沸きました。

1月に、段ボールや布を駆使して教室を真っ暗にしていたのは、
光の授業のためでした。
「真っ暗な中でお弁当を食べると、味がよくわからないんだよ」とか
「先生が手品みたいに懐中電灯の光の色を変えたんだよ」など
家で娘が楽しそうに話していた意味がわかりました。

先生が、
「音の振動を子どもたちに見せるのに、
大きな音叉で音を出して水につける実験をしたら、子どもたちが大喜び!
休み時間返上で、音叉を水の中に入れてはどうやったらより振動するかなど
研究しながら遊んでいました」とか、
「チャラララララ~ン♪と歌いながら、手品風に机の中から次々キッチンペーパーを出して、
懐中電灯の前に重ねました。その紙の厚さで光の色が変化していくんですよ」
と話してくださいました。
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そして、実際に先生が演奏?して「クラドニ図形」を見せて下さいました。
鉄板の淵に弓を当てて音を出すと、鉄板の上に乗せていた白い粉が
生きているかのように踊り出して、その音の波形が表れます。
それはそれは見事に表れるので、母たちは大喜び。
しかも、音によって波形が変わるのです。
先生が「音の高さが変わると波形も変わります」と仰っていましたが、
その波形が古代文様のようで、遺跡の壁画にでもありそうだなーと、
懐かしいような不思議な気持ちになりました。

BlogPaint懇談会で授業の説明を聞くと、「私が受けたい授業だわ~。」と毎回思います。
そう思わせる先生の素晴らしさと、シュタイナー教育のすごさを再認識します。
                       (5年生 保護者)

BlogPaint「最近、外に出てないよね。横地先生、外で授業しましょう」
3学期に入り、いつものようにエポック授業を終えたときのことです。
まるで、今まで1年生からずっと、外での授業が
当たり前だったように言われたこの意見に他の子どもたちも頷きます。


確かに2学期の後半は、作物の収穫と家づくりと重なって外での授業が続きました。
家づくり後も室内で、しめ縄づくりなどが続き、年末を迎えたのです。
水引きでつくった鶴をあしらった しめ縄を祖父母へもプレゼントしたいと、
自分たちで放課後にも稲わらを選り分けて持ち帰りました。
この年齢まで成長し、色々なことができるようにもなり、
その上、勉強も含めもっともっととやりたい欲求が湧いてくるようです。

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 さて、その後、「外での授業」ではありませんでしたが、
 教室で、すだれづくりをしました。
 大喜びで取り組み、途中まで編んだ状態を
 「見に来てください」と他の先生にも声をかけていたそうです。
 2学期に収穫した葦が足りず、短めですが、
 かけてみると、子どもたちにとっては充分だったようです。 

 ハンモックに乗りたいときは、すだれを巻き上げられるようにして
 出来上がったこの家には「ハンモック・ハウス」という名前が
 つけられました。
                                                  (3・4年生 担任)

BlogPaint秋晴れの木曜日
学園としては初めての「古代オリンピック競技祭」を開催しました。

真っ白い衣装に身を包んだ、5・6年生の生徒達は
この日の為に練習してきました。
一体どのように行うのか、初めてでよくわかっていない父兄と
下級生の子ども達が見守る中、競技祭は厳かに始まりました。

担任の先生の挨拶に始まり、一人ひとりの子どもたちによる選手宣誓。
中距離走、短距離走、跳躍、槍投げ、円盤投げ、レスリングにリレー。
フォームが綺麗だと、槍も円盤も遠くまで飛ぶことを知りました。
一生懸命に自分の全力を尽くすと、多くの人が声を出して応援したくなるのだと分かりました。

BlogPaintオリンピックはもともと、古代ギリシャのゼウスを讃える祭りでした。
子どもたちは、古代オリンピックの5種競技、レスリング、徒競走、
幅跳び(会場の都合でゴム跳びに変更)、円盤投げ、やり投げを通して、
エポック授業で取り組んでいる古代ギリシャの、時代の精神を体感します。
心身のバランスの調和がとれているこの年齢に行うことに
大きな意味があるそうです。
確かに、投げる姿や跳ぶ姿が美しく感動的でした。

担任の先生からは「すべてが美しくそして流れるように」と指示をされ
競技の間の準備でさえも、キビキビと流れるように動いていました。

最後に表彰式。
BlogPaint一人ひとりが力を発揮できた事へのお褒めの言葉を先生から頂いて、
オリーブの冠を被せてもらいました。

たくましく成長した子ども達の美しい姿に、
声を張り上げて応援していた親たちも、
心にオリーブの冠を頂いた気持ちになりました。
                 (5年生 保護者)

BlogPaint5日水曜日は3・4年生の家づくりの上棟式でした。
私は撮影担当者として参加しました。
餅投げにはご近所の方も来てくださっていました。

主役の3・4年生たちは力強い笑顔で、
下級生はキャーキャーと興奮気味でした。
上級生も目をキラキラさせて、お手伝いの大人たちも、
晴れ晴れとした表情をした、良き時間でした。

私がシュタイナー学校に強くひかれたのは、
家づくりや、
畑や田んぼなどの授業があるからだったなーっと、
初心を思い出しました。

小さくとも、今の園庭はとても恵まれていると、改めて感じました。

時間が間に合えば、この時の写真を、
12月1日~9日
に開催する日進にぎわい交流館の写真展で掲載しますのでお楽しみに。
                          (2年生保護者・撮影担当)
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