カテゴリ : 学内イベント

12月1日、この日、学園のホールは、とても素敵な「アドヴェント・ガーデン」に変身しました。

これは愛知シュタイナー学園で大切に行われている、お祭りの一つです。

本物のモミの枝葉で渦巻状の「道」を作り、中央に、木製の燭台と、大きなロウソクを1本飾ります。

17時を過ぎ、太陽も沈んだ頃、学園内の電気は全て消されます。

薄暗いホールに響く、ライアーの静かな音色… 灯りは中央に輝くロウソク1本…
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厳粛なムードに包まれたホールへ、緊張の面持ちで入場してくる子どもたち。
主役は1年生と2年生です。

この日のために、子どもたちは「りんごロウソク」と「キャンドルランタン」を、手作りで準備していました。
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先生から手渡されたりんごロウソクを持って、一人ずつモミの道を歩き、中央の大きなロウソクから火を貰います。

ロウソクに火が灯ると同時に、子どもたちの真剣な表情が照らし出されます。

火の灯ったロウソクは、モミの道へ置いていきます。

灯りを「自分だけのもの」として持ち帰るのではなく、ホール全体を、一人ひとりの灯したロウソクの光で満たしていく「共同作業」という意味があるそうです。
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暗闇と静けさ、そして、灯りの暖かさとありがたさを感じられる、静かな静かなお祭り…

帰り道、キャンドルランタンを持って駐車場へ向かう親子の列は、とても美しく、微笑ましい光景でした。

子どもたち一人ひとりの心に、温かな火が灯ったのだろうな…
そう感じられる、幸せな瞬間でした。

最後になりましたが、ご準備に携わって下さったすべての皆様、本当にありがとうございました。
(1年生保護者)
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・・今後の開催イベント・・

2024年1月13日(土)
追加募集説明会
詳細はこちら

2024年1月13日(土)
【大人向け公開講座】
「子どもを見守る大人のまなざし」
~幼児期から思春期までの子どもの成長~
詳細はこちら

2024年1月13日(土)
【公開イベント】
12年生卒業オイリュトミー公演「FLOWer」
詳細はこちら

2024年1月17日(水)
おはなしと小さな手仕事
ことり(1/14申込〆切)
(未就学児保護者向け)
詳細はこちら


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1024()に、学園北棟ホールにて東京賢治シュタイナー学校のオイリュトミー公演がありました。昨年に続いて公演を観るのは2回目で、始まる前からワクワクしていました。

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今年のプログラムは、

《音楽オイリュトミー》

バッハの小フーガ「ト短調」

ガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルー

《言葉のオイリュトミー》

ドイツ語の詩

平家物語(一部抜粋)

《物語のオイリュトミー》

西遊記

とバラエティーに富んだ内容でした。


どの演目も、12年間の集大成として彼らの力を十分に発揮した魅力的なオイリュトミーで、見応えがありました。

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中でも、演劇の要素を取り入れた、物語のオイリュトミー『西遊記』はとても面白かったです。孫悟空のスピード感のある動き、猪八戒と沙悟浄のコミカルな動き、三蔵法師とお釈迦様の優雅な動き、それぞれがとてもよいバランスで、物語の世界に引き込まれてしまいました。

公演直前に、1人体調を崩してしまい、代役を立て、(それも、孫悟空!)配役を調整して演じたそうです。

低学年の子どもたちにも大人気で、その後の学童では、草の尻尾をつけた男の子を発見!(孫悟空だそうです。)

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そして、最後の演目『ラプソディ・イン・ブルー』では、10人が音楽と一体になったような、躍動感あふれるオイリュトミーを見せていただきました。10人の動きが風のようにホールを駆け巡り、時に交差しながら動いていく姿に圧倒され、彼らの生命力溢れるオイリュトミーに感動しました。


これから、日本での公演の後に、ドイツ公演へ行くそうで、彼らのご活躍を祈念しております。


今後の我が子のオイリュトミーがどんなふうになっていくのか、楽しみになってきました。

(5年生保護者)


・・今後の開催イベント・・

2023年11月11日(土)
地域限定 ハピゴラ子育て座談会
〜医師と語る乳幼児期の子育てで大切なこと〜(
要予約)

2023年11月12日(日)
第二回
まちミル博覧会
2023年12月2日(土)
Christmas Market(予約不要)

2024年1月17日(水)
おはなしと小さな手仕事
ことり要予約)
(未就学児保護者向け)
詳細は開催日が近づきましたら
WEBに掲載予定

・・・

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秋空の元、
高等部主催のスポーツフェスタが
行われました。


まずは、みんなでストレッチ。

高等部の元気な掛け声に、
こちらも大きく返します。

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はじめは、低学年みんなで
「増え鬼(鬼ごっこの一種)」。

鬼のお兄さんお姉さんが追いかけ、
逃げ回ります。

捕まって手を繋ぐ、
高等部生と低学年の子どもたちの姿が、
微笑ましく映ります。

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高学年との「アルティメット」。

初めて見ましたが、
フリスビーを使い面白そう。

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年生~12年生の「ドッジボール」は
白熱していました。

男子はみんな真剣です。
負けじと挑む女子の姿も。


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「綱引き」は互角。

こちらの声かけまで盛り上がります。

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大人も高等部と一緒に参加。

子どもたちの応援も盛り上がります。


「大縄跳び」はクラスごと。

みんな、春より大きくなった姿が見られました。

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最後の一年生は、縄を回さず、
「郵便屋さん」で。

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飛ぶのが難しい子は、
生徒が抱っこしてあげて。

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最後の「リレー」は、

子どもも大人も前を向き、
風を切って走りきりました。


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屋外での楽しいスポーツフェスタに参加して、
9年生を中心に主催してくれた
高等部の子どもたちの成長を感じて
心が清々しく、また熱くなりました。
(5・8年生保護者)

・・今後の開催イベント・・


2024年1月13日(土)
新入転入生 追加募集 学園説明会
詳細はこちら

2024年1月13日(土)
【大人向け公開講座】
「子どもを見守る大人のまなざし」
~幼児期から思春期までの子どもの成長~
詳細はこちら

2024年1月13日(土)
【公開イベント】
12年生卒業オイリュトミー公演
詳細はこちら

2024年1月17日(水)
おはなしと小さな手仕事
ことり(1/14申込〆切)
(未就学児保護者向け)
詳細はこちら

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盆踊りとオイリュトミーを掛け合わせた、どこにもない祭。それが盆リュトミー。

保護者による発案、企画、そして実行。一人ひとりの持つ能力が余すことなく発揮されました。


1週間ほど前からポスター掲示をして少しずつ気分を盛り上げ、前夜に会場準備。
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ホール中央に、吊り下げ式のやぐらを組み、紐を渡らせてランタンをぶら下げました。

蛍光灯の数を減らして、優しい光を演出します。

麦で作った大きく美しいヒンメリが、特別な存在感を放ちます。

カーテンには、折り紙で作った星の数々。

「星めぐりのうた」に登場する星座が形作られているこだわりよう。

そうです。

盆リュトミーで踊るのは、宮沢賢治のつくった「星めぐりのうた」。オイリュトミーの先生に考えてもらった、オリジナルの振付けです。

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さて、当日は昼過ぎから徐々に親子が集まり始め、まずは流しそうめんで涼を味わいます。

学園では、流しそうめんは毎年の恒例行事でしたが、コロナをきっかけに無くなっていました。私も入学以来の初体験。

大人も子どもも一生懸命に麺を追いかける姿が、微笑ましくてたまりません。

小さな子が麺を食べられるよう、子ども同士気遣う姿も。なんて素敵でしょう。

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お腹が満足したところで、浴衣に着替え、やぐらの周りに集まって、先生から踊りを習います。

高等部生徒と保護者が各自の楽器を持ち寄って演奏します。ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、フルート、太鼓、ギター、三線

不思議な楽器編成ですが、炭坑節の雰囲気も驚くほどバッチリ。

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皆で呼吸を合わせ、空気を作り上げていくその時間は、私にとって幸せの極みで、この空気をそのまま閉じ込めてしまいたいと思うほどでした。

調和することの心地よさ。

全力で遊びを楽しむ子どもたちに負けないくらい、大人たちも全力で楽しみました。

学園の先生と保護者、子どもたちみんなが輝き、強く結びついた盆の夜です。

(4年生保護者)
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・・今後の開催イベント・・



2023年8月26日(土)
夏の茶話会&見学会
詳細はこちら


2023年9月16日(土)
学園説明会
要予約
詳細はこちら
*2024年度ご入学を検討するご家庭で6月の説明会に参加されていない場合、こちらの会にご参加ください


2023年10月1日(日)
第一回
まちミル博覧会(要予約)
詳細は開催日が近づきましたら
WEBに掲載予定


2023年11月12日(日)
第二回
まちミル博覧会(要予約)
詳細は開催日が近づきましたら
WEBに掲載予定


2023年12月2日(土)
Christmas Market
(予約不要)
詳細は開催日が近づきましたら
WEBに掲載予定


2024年1月17日(水)
おはなしと小さな手仕事
ことり要予約)
(未就学児保護者向け)
詳細は開催日が近づきましたら
WEBに掲載予定

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4/22(土)北海道「人智学共同体 ひびきの村 」より関麻依子先生をお招きし、学内向けの講座が開かれました。
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講座のテーマは「シュタイナー教育の人間観☆スマホと子どもへの影響」でした。
参加された皆さまの感想をご紹介します。
 
●幼児期に必要な7つの穀物がそれぞれ臓器に対応している等、とても面白い話を聞けて新鮮でした。目の前の子どもを見て判断するということを忘れずにいたいと思いました。
 
●気質と天体、食べ物の関係が面白かったです。日々の生活の中で、子どもの言動にイライラしたり、気持ちが揺さぶられたりするので、どうしたら子どもとワクワク過ごせるか知恵を絞ることにパワーを注ぎたいです。
 
●子どもたちの発達段階に応じて適切な助けをしていけたらと思います。大人たちはもう一度テクノロジーと向かい合って考える必要があるなと思いました。
 
●子どもたちの成長段階を確認し、あたたかく見守りたいなと思いました。妥協も大事だと心にとめたいです。
 
●シュタイナー教育が絶対ではなく、理解して、実践して、自分で答えを見つけることが大切という先生の言葉が心に残りました。自分で問い続けることの大切さや、この子(またはコミュニティー)にとって今何が必要かということを、自分の中で意識したいと思います。
 
●大人が環境を作り、その環境の中で子が育つ。私たち大人がメディアとの付き合い方を真剣に考え実践する姿を見て、子も育つ。子は同化しやすいという言葉が印象的だった。
 
●子どもの今の感覚や興味に気づき、子どもが本当に必要としているものは何かを探って行きたいと思いました。今を大切にしたいと思いました。
 
●日々の生活や子どもの様子を考えたときに妥協を選ぶことがあり、そのたびに罪悪感との葛藤があります。大切なのは、その妥協がこの子にとってふさわしい妥協なのかを親が見極めること。そして、見極めるためには、子どもに寄り添い、ともに体験したり、喜びを分かち合ったりすることをもっともっとしていきたいと思いました。
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・・今後の開催イベント・・ 2023年5月21日(日) にじいろまつり 親子で体験するシュタイナー教育と手づくり市 詳細はこちら 入場無料 2023年6月18日(日) 学園説明会 要予約 詳細はこちら

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