カテゴリ : 授業内容

『担任より』
9歳を迎える子どもの内的・外的成長の助けとなるよう、
世界中のシュタイナー学校のカリキュラムでは
この時期「衣食住」を体験する「生活科」の授業が始まります。
愛知シュタイナー学園でも、春より3、4年生のクラスで
羊の毛刈りをはじめ、稲作や畑作りが始まりました。

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44ABB053-8516-42D1-BFC2-067D3B5EA49F「羊の毛刈りを体験して」
日進市を車で走っていると道路沿いの空き地に
のんびりヤギや羊が草を食んだり、
寝そべっている光景を目にします。
最初こそ、一瞬「おっ」と驚いてしまいますが、
見慣れると誰しもその平和な光景に癒されていることと思います。

4月の気持ち良く晴れた日、なんとその羊の毛を刈るという
3,4年生の体験授業がありました。
少し遅れて到着すると、すでに羊の「さつきちゃん」が
皆んなに囲まれ、お腹を上に向けて寝っ転がっています。
さつきちゃんを押さえてくださっているのは、
飼い主でもある「日進やぎファーム」の皆さん
(やぎファームの中の一匹だけの羊さんです)。
大変な格好をさせられているにも関わらず、
さつきちゃんは特にあばれるでもなく、大人しく寝てくれています。

さつきちゃん、結構大きくて、目の前にすると迫力があります。
冬の間に伸びた毛は、ふわふわというより、
みっしりと体全体を覆っています。
あまり良い匂いとは言えない独特の匂いもします。
でも子ども達はあまり怖がる様子もなく、真剣な面持ちで、
ファームの方のアドバイスに従ってはさみでどんどん
毛を刈っていきます。
「とれたよ〜」と刈りたての毛を先生の持った袋に
どんどん入れていきます。
やればやるほどみんな慣れて上手になっていきました。
「手がべとべとになるね」と子供達が言っているので
何かな?と思ったら、羊の毛にはかなり油分があり、
それが手につくようです。

保護者たちも一人ずつ羊毛刈りを体験しました。
さつきちゃんの体温や、動き、鳴き声、におい、
毛の感触を感じながら、毛を刈ると、
僕とさつきちゃんとの間に関係性が生まれ、
刈った毛も特別な気がしてきます。
子供達も同じことを感じたのではないでしょうか。
その刈られた毛を洗って、すいて、羊毛の手作り品を作るようです。
その中でもまたいろんなことを子ども達は感じるのだと思います。

最後は電動バリカン登場でファームの人に刈られ、
どんどんさっぱりしてゆくさつきちゃんでした。
貴重な体験をさせてくださった「日進やぎファーム」の皆様、
ありがとうございました!

(4年生男児父)

211B8FC3-36A6-40F2-9B75-EFA0B2F9BE1Bお天気に恵まれた4月の終わりに、
学園初のスポーツフェスタが開催されました。

いわゆる「運動会」のないシュタイナー学校。
高等部の子どもたちから
「スポーツするイベントをしたい!」との声があがり、
全学年の子ども、教員、保護者みんなで楽しめるフェスタを
企画してくれました。

全学年参加の大規模な鬼ごっこから始まり、
21A7F431-A1E7-4A5E-9CBB-652A74757FB7借り物競争、全学年リレー、保護者VS高等部の綱引きやリレー、
教員VS子どもたちの大縄跳びなど盛沢山の企画に
飛び入りやハプニングもあり大盛り上がり!
子どもたちより先生や保護者の方が楽しんでいる光景も
多々ありました。

体を動かした後は、みんなでお弁当タイム。
お弁当を食べながら初顔合わせの新入生家族から、
全家庭の自己紹介をして意外な一面が判明したりと
和気あいあいと進み、皆で後片付けをして無事終了。

自分達の「やりたい!」を形にしていく高等部。
企画から準備、当日の司会や運営まで試行錯誤を重ね
素晴らしい時間をプレゼントしてくれました。

見守り導いて下さる先生方や、支える保護者のパワーも
再認識できました。

高等部ができて、学園が良い方向に大きく変わっているのを
感じた春の1日でした。

(8年生 保護者)

新緑まぶしい5月を迎え、新しい時代、『令和』がやってきました。
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学園では、少し前となりますが、
春の陽射しが柔らかで心地のよい風をうけ、
満開の桜とともにまっすぐで純真な
7人の1年生を迎えました。


2年生の保護者の私にとっては初めての新入生。
ほんの1年前に我が子も入学したばかりというのが
信じられないような感覚でした。

5BB21829-DCC7-4202-A609-6C34813B6CF41年生の入学をお祝いする入学式は、
在校生の子どもたち、先生方、保護者により、
すべてが手作りで準備されます。
色とりどりのやわらかな布で天井や壁が装飾され、
季節の花が飾られ、黒板には春の絵が描かれていました。

去年はお庭に青々とした緑の木々や花たちが
新入生を優しく迎えてくれましたが、
現在学園は新校舎建築中のため、
工事中のフェンスがずらりと建ち並んでいます。
でも、そこはさすが自然とともに学ぶシュタイナー学園!
6D618EBF-0A9C-41A7-96DB-01747C1253FE急遽、フェンスに暗幕を張り、前日に先生が
ご近所で摘んできてくださった菜の花を、
皆で手分けして暗幕に飾り、入学式の会場まで、
菜の花や春の花々で彩られました。

先生方の機転に、子どもたちは自分に出来ることを
テキパキと判断して自ら動いていきます。
本当に頼もしい子どもたちです。
(入学式には、8年生~11年生までの高等部が参加しました。)

高等部の演奏の中を入場してきた1年生。
E30A1517-B248-481B-8298-7020D94D638E一人ひとり緊張しつつも、晴れやかな顔をしていました。
先生からお祝いの言葉につづいて1年生の名前がひとりずつ呼ばれ、
手作りの花のアーチをくぐり、担任の先生のもとへ行き、
手作りの花冠を上級生にかぶせてもらいます。
そして、これから12年間、共に学ぶことをしっかり約束するかのように、
目と目をあわせ、お互いに挨拶をし、しっかりと握手をします。

去年、我が子も同じことを体験しましたが、
名前を呼ばれてしっかりと返事をし、花のアーチをくぐるとき、
親のもとから学校という社会に旅立つような、頼もしくもあり、
寂しくもある、そんな感覚になり、思わず涙した事を思い出しました。
それは同時に、子どもの成長が嬉しい瞬間でもありました。

さらにそこからは、我が子よりもっともっと成長した
高等部の子どもたちから演奏と歌のプレゼントです。
いつもながら、素晴らしい演奏でした!
1年生の子どもたちのキラキラとした目が、
それを物語っていました。

子どもたちと先生方からの歌のプレゼントのあと、
1年生は、担任の先生と初めての授業に向かいます。
シュタイナー教育を学ぶにあたり、
この初めての授業はとてもとても大切な授業となると、
先生方に教えていただきました。

1年生が初めての授業を受けている間に、
2年生保護者が準備したフルーツポンチを
1年生保護者のみなさんといただきながら、
簡単な交流会を行いました。
これは、毎年受け継がれている行事です。

こうしてひとつずつ、受け継がれていることを築きながら、
今年、学園は13年目を迎えました。
夏には、新校舎もでき、子どもたちの学びが
ますます素晴らしいものとなっていくことと思います。

1年生のみなさん、ご入学、おめでとうございます!

(2年生 保護者)

B238E626-91B0-4FEB-B0D8-349B9EBBCBD13学期が終わり、学園は3月16日から春休みに入りました。

今年度の締めくくりの日に、子どもたち、先生方と保護者が集い
校舎の大掃除をし、新校舎建設中の前で記念撮影をしてから
4年生が作ってくれたお味噌汁を頂きました。
お味噌は、昨年度の学びの時間に4年生が育てた大豆を使い、
子どもたちが仕込んでくれたもです。
無事に今年度を過ごすことができた感謝の気持ちと共に
皆で美味しく頂きました。

246BE25F-D966-42E3-ACAC-50E1201E1F93今年度ついに新校舎建設が始まりました。
愛知シュタイナー学園は大きなステージに踏み出し
来年度後半に新校舎完成となり新校舎で学びを始める予定です。

今年度もたくさんの方にご支援いただき、
本当にありがとうございました。
4月13日の入学式に新しい子どもたちを迎え
学園は過去最大の学年数、
1年生〜11年生の子どもたちで新年度が始まります。
引き続き、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

(ブログ担当 保護者)

2B00E7D2-B006-4441-BED4-F493D12ECDCE先日、オイリュトミーの発表会が行われました。

オイリュトミーをご存知でしょうか。
私は子どもたちが入学するまで、全く知りませんでした。

学園HPより引用しますが
”シュタイナー教育に特有の科目であるオイリュトミーは、
言葉や音楽の響きを身体や空間の動きとしてあらわします。
全学年を通じて行われ、子どもの魂の成長過程に
ふさわしい質の動きをすることで、
自分と他人、自分と世界との関わりを深く体験し、
社会性・協調性が育まれ、
物事の本質をとらえる力が養われます”
とあります。

私も何度か体験したことがあるのですが、
なかなか難しい!
何回か体験するうちに、オイリュトミーは、
人間が本来持っている力を
更に引き出してくれるのではないだろうか。
便利な時代によって退化してしまった力を
呼び覚ましてくれるものではないだろうか
ーと勝手ながら思っています。

今回の発表会も本当に素晴らしく、
子どもたちの確かな成長を感じました。

1年生は、初めての発表会で緊張気味でしたが、
授業を担当してくださっている先生が
皆を包み込むように両手をひろげ、
「大丈夫よ」と声をかけてくださり、
無事に初ステージを終えました。

2年生からは、学年が上がっていくごとに
複雑になっていく動きに、
日々の積み重ねの偉大さを感じました。
自分の中にしっかりと動きが根付いているからこそ、
背後の気配をも感じ、皆と共に動くことができるのでしょう。
中等部・高等部ともなると、芸術性にあふれた発表で、
指先まで意識が行き届いているのが分かりました。

最後は秦先生の美しい発表で締めくくられ、
会場全体が清らかな雰囲気に包まれました。

オイリュトミー授業のために、
遠方からお越しいただく秦先生や松本先生、
伴奏を担当してくださる先生方、
たくさんの方に支えられていることに感謝いたします。

今年度も素晴らしい発表会をありがとうございました。
来年度も楽しみにしています。

(ブログ担当 保護者)
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