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2E09CB60-2AA4-42F6-A2B5-AE39D61492A5秋になると楽しみなミカエル祭。
子どもたちの劇に加えて、持ち寄りでの美味しいランチ会もある
毎年楽しみなイベントです。

2年間、上級生たちの劇で楽しませていただき、
3年目の今年は我が子が活躍する年。
夏休み明けの1ヶ月間、私もどんな劇になるかと
楽しみに待っていました。

家ではあまり劇の詳細は話してくれず、
内容は当日のお楽しみという感じで、
最後の練習日の金曜日を終えました。

008F5C22-B9C2-4F50-A62A-839D40F9DD31前日は熱が出てしまい学校へ行けるか心配しましたが、
当日は「朝の練習に遅れないように急いで!」と急かされながら出発。
やる気も元気もいっぱいで、無事に参加することが出来ました。

今年は、天から落ちてきた災いの龍を
聖人が退治するという内容の劇でした。

見終わった私の心は「素晴らしかった!」という気持ちでいっぱい。
たくさんの観客を前にしながらも、どの子もしっかりと声を出し、
長い台詞も一人ずつの台詞もハッキリと言えていたこと。
緊張しながらも、それぞれが一生懸命に役をこなしていた姿に、
今までの学期祭では感じたことのない大きな成長を感じました。

台詞を忘れてしまった時には、皆で助け合い、
劇を完成させていく子どもたち同士のつながりも感じられ、
嬉しく思いました。

いつもの子どもたちが見せる幼いかわいらしい顔とは違う、
しっかりと芯の通ったような様な凜々しい顔が、
これからの成長を更に楽しみなものにしてくれました。

劇の後に「どうだった?」と言いながら、使った衣装を
渡しに来た娘の満足そうな顔がとても印象に残っています。

家に帰ってからも「劇の時間がすごく短く感じた。」、
「劇のここを間違えた。」、「最初は笑っちゃった。」などなど
感じたことをたくさん教えてくれました。
彼女の中でとても大きな経験となったんだろうなぁと思います。

9歳のルビコン期に差し掛かっている3,4年生の子どもたち。
イライラ、不安な時間が多いこの時期に、
娘のいい顔が見られ、私にとっても嬉しい1日となりました。

(3年生 母)

6613ABDD-0B6C-4B9D-9B5B-D27EE2715FCC梅雨も終盤、本格的な夏の訪れを感じる暑い7月初旬に、
ドイツのシュタイナー学校に4人兄弟が
通われているクラヴェールさんご一家が
愛知シュタイナー学園を訪問してくださいました。

学園に宿泊し、高等部、中等部の生徒との交流を
目的とした滞在の中で、私たち親と在校生達に
4姉弟の皆さまから弦楽四重奏での演奏のプレゼントがありました。

お父様がドイツ人、お母様が日本人のハーフのご姉弟ですが、
見た目が外国人の4人の兄弟に、子どもたちは最初、
ドキドキしているように見られました。
けれど、1番上の大学生のお姉さんが、流暢な日本語で
小さな1年生の子達にもわかりやすく演奏の説明をしてくださると、
子どもたちは真剣な眼差しで見つめ、時折うなづくなどして
これから始まる演奏への期待が高まっていく様子が感じられます。

いざ演奏が始まると、予想をはるかに超えた
息がぴったりの表現力豊かなすばらしい演奏に、
子どもたちのみならず私たち親も深く感動いたしました。
数年後の自分の子どもたちの姿に思いを馳せながら、
すばらしく豊かな時間となりました。

帰り道、1年生の息子が興奮気味に
いつヴァイオリンを自分も弾けるようになるのか、
と話しつづける姿に、子どもの中にも同じように
豊かな思い出が出来たのだなと、うれしく思いました。
(1年生徒 母)

FA80902D-22CA-4C35-BD3E-4FD4020635CC4月に担任の先生から中等部プロジェクトに取り組む4人に
出されたテーマは「もの作り」。
保護者へのお願いは「手伝わないこと」でした。

普段はチェロをやっている8年生の娘が選んだテーマはバイオリン作り。
バイオリン修理工房を見学しに行った結果、
難易度や必要な専用工具の多さから
ベースになるバイオリンキットを購入し
組み立てを自分でやると決めました。
農業実習、学期祭、そしてヴァルドルフ100周年の記念に
愛知を訪れるクラベール家との交流会など
発表の7/20が迫るほど時間がない割に、
キットが届いて開封した5月に喜んだっきり
バイオリンはバラバラの状態が6月中旬まで続いていました。
農業実習に行く直前に胴体の両面のくっつけ作業を開始。

作業を見ていて気になることについつい手と口が出てしまう自分に
手伝っているのと同じと妻が忠告、作業には立ち会わないことに。
自分が一番役に立ったのは、まだ取ってあった小学校の時の彫刻刀が
作業に大活躍したことくらいだったかもしれない。
発表二日前の夜に弦まで張り終わって音が出たときの娘の顔が
ぽっと日が差したように明るい笑顔になったのが忘れられない。
組み立ての途中で楽器がなぜ高価なのかが分かると言ったのも
今回の経験あってのことと思う。

当日の発表は、本も何も手掛かりは使わず自分の靴を見本に作った
キャンパス地の靴、解体したグローブを基に制作した本革グローブ、
自分で摘んだ草花で染め織り上げたクッションカバー、
そしてバイオリンの組み立て。
どれもその子自身で取り組んだ個性があふれるもので成長を実感した。
今後、彼らがどう変わっていくのか、そして12年生の卒業プロジェクトが
ますます楽しみになった。
(8年生徒 父) 

FE2BD56A-7470-4CA9-AA04-8907A7FCD1D3高等部に進級した娘の最初のビックイベント、
バイオダイナミック農法を実践するソフィアファームに
2週間の農業実習に出かけました。

事前に先生から、ファームついて、実習内容、生活のリズム、
福岡シュタイナー学園とも合流できることなどの説明をお聞きし、
親の方がワクワクして送り出しました。

大きなスーツケースに寝袋や着替えやらぎっしり詰め込んで出発した娘は
2週間後日焼けした顔で元気に帰ってきました。
農業や家事を今までちゃんとやったこともなく
大変なこともあったと思いきや、感想は
「ずっといても良かったと思ったよ。お母さんも行くといいよ!」
でした。

久しぶりに会った娘の印象は
あれ?こんなに大きかったかな?
と体格は変わっていないのに何だか見違えて見えました。
体の凝りがなくなり表情にも変化が表れていました。
自然の中でしっかり体を動かし、リズムの整った生活を
することがどんなに大切なのかを実感。
日ごろの生活習慣を改めるきっかけにもなりました。

後日、先生から、ファームで学んだことを今後にどう生かしていくかを話し合い、
できることから実践してみようと計画していることを知りました。
そして、またソフィアファームに行きたいと全員が希望していること!
今度は旅費を自分たちで捻出してと具体的な計画もしているそう。
自らの体で経験して語る彼らの言葉や行動力を頼もしく感じています。

こんな素晴らしい機会を与えて下さった先生方やソフィアファームの皆さんに
心から感謝です。
(8年生 保護者)

『担任より』
9歳を迎える子どもの内的・外的成長の助けとなるよう、
世界中のシュタイナー学校のカリキュラムでは
この時期「衣食住」を体験する「生活科」の授業が始まります。
愛知シュタイナー学園でも、春より3、4年生のクラスで
羊の毛刈りをはじめ、稲作や畑作りが始まりました。

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6F596F91-A0AA-46CF-BCB6-F01E6EC1E7C8「田植えの日」

田舎で生まれ育ったけど、
これまで一度もお米作りの経験がありませんでした。
毎日いただいているものなのに、
考えてみれば不思議な気がします。
現代は、衣食住すべてにおいて分業、職業化され、
直接経験の乏しい時代であるのでしょうが、
直接的な経験の中にこそ、豊かさの実感があるのだと思います。

60FE8957-DC88-4421-BF16-EC0DB98CFCED種もみから苗を育てるところから始めたようです。
ゴールデンウイークの間も家族交代で苗に水やりをしました。
苗は元気にぐんぐん育ち、6月上旬、雨の合間、
奇跡的に晴れた日に待ちに待った田植えを行いました。
教えてくれるのは、お米作りに詳しい上級生のお父さん。

田植えするのは、田んぼ全体の3分の1程度ですが、
子ども達にはずいぶん広く見えるのだと思います。
水の張った田んぼにおっかなびっくり入っていきます。
ずぼっ、ずぼっと歩くのが大変そう。
でも、「思ったより土の感触が気持ち良いね〜」
「おもしろーい」という声が聞こえてきます。
カエルを捕まえるのに夢中になっていましたが、
いったん全員集合。
苗をある程度のかたまりにちぎって、
田植えする場所に広範囲に投げていきます。
コントロールが大事。これが楽しいようで、
みんなどんどんまだ苗が届いていない場所へ投げていました。

いよいよ田植えです。
一定の間隔を保って、なるべくまっすぐになるように、、、
とは思いますが、大人の私でもなかなか難しい。
でも子どもたちは、周りをみながら、
「あのへんがまだだよ」「じゃあ、僕がやるね!」
「ちょっと曲がってるよ」「わー、ほんとだ!」と協力し合いながら、
楽しく作業をしていました。
できあがった田んぼを見てみると、曲がってたり、
苗の量も多かったり、少なかったり。
「整然」とは言い難い感じですが、それは大人の分別で、
多様なありさまが美しいのだと思います。
子どもたちは、田植えを終えてとても満足そうな顔をしていました。
植えた苗がどう育っていくのか楽しみです。

土、水、苗の感触、それらの匂い、太陽の日差し、吹き抜ける風、
友と先生と協力し合って田植えした記憶は、
ずっと子どもたちの心に残ってゆくでしょう。

(4年生男児父)
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