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愛知シュタイナー学園は今年で3回目の
高等部卒業生を送り出すことになります。

まだ3回目ということもありますが、
私たちにとってこの3回はとても意義深く、
感慨深いものに感じています。

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12年生は、下の学年の子どもたち
すべてにとって憧れの存在だと思います。

愛知シュタイナー学園の先頭を走って
くれている頼りになる、
かっこいいお兄ちゃん、お姉ちゃんたち。


今年卒業の女の子二人も卒業演劇を筆頭に、
素晴らしい発表をこれまでたくさん見せてくれました。

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イベントでのリーダーシップも
見せてくれました。
憧れないはずがありません。


温かい拍手と共に入ってきた袴姿の二人は
晴れやかに微笑んでいます。


卒業証書を受け取るとき、
12年という月日の重みが
証書に載っている気がしました。

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高等部コーディネーターを務めた教員より
祝辞がありました。

大変なときも嬉しい時も一緒に
走ってきた人し
か話せない
心のこもった祝辞でした。

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高等部より歌のプレゼントがあり、
11年生の一人が代表として
とばを送りました。

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私のイメージですが、
12年生って船のいかり
のようだと思います。

愛知シュタイナー学園という船のいかりと
っていつも船を安定させてくれている。

晴れて、凪いだときばかり

続くわけではありません。

嵐が来たときにも海底でしっかりと
しとなり船を繋ぎ止めてくれる。

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学園にとって、特に中等部以上に
とって
12年生ってそんな存在じゃないでしょうか。

今年卒業の二
人もしっかりと
そんな役目を担ってくれていました。

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その役割は次
の代に
毎年受け継がれていきます。


11年生の言葉はそのいかりを
「しっかり引き継ぎます」という
頼もしい宣言のように聞こえまし
た。

卒業生のことば。

二人ともに共通していたのは、
大変なときもあっ
たけど、
ここまで続けてこれて
本当に良かったということでした。


一人は、
「この学園に1年生のとき初めて来て、
私のための机と椅
子があり、
私のために先生が教えてくれる。

その喜びを、
学べる喜びを
今でもはっきりと覚えている」
と言っていました。

よくそんな昔のことを、、、
と思いますが

彼女の中には本当にその
喜びが鮮やかに
残っているのだと思います。
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保護者と在校生たちからは
2曲の歌を贈りました。


恒例となってい
る「COSMOS」と
今回初めて歌う中島みゆきの「糸」です。
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っと一緒に歩んできた二人、
二人の間には私たちの目には見えない
たくさんの絆や想いがあるのだと思います。

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一人を縦の糸に、
もう
一人を横の糸にして
織り上げた12年間、

その美しい布はこれか
らの彼女たち自身を暖め、
そしていつか誰かをも暖めうるかも知れ
ません。


生徒と保護者たちで作った花道の中を
二人は新しい明日に
向けて歩んでいきました。

(5・7年 保護者)
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2023niji


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