3F5F25E3-7568-4BE8-9C16-34B5CC6A64C911月23日、キリスト者共同体司祭の輿石祥三氏をお招きして、
『思春期の子ども&子どもの眠り』と題した講座を開催致しました。

①思春期の子どもについて
「思春期」と聞くとどのようなイメージを持つでしょうか。
反抗的な態度、体の急激な変化…など親としては、
それを迎えるのが恐ろしいような、不安なような気持ちを
抱くのではないでしょうか。

今回はシュタイナーの人間観に基づく思春期について学びました。

子どもは生まれてしばらくは自分の体や物質の世界に結び付いておらず、
まるで天使のような存在である。3歳以降は段々と天使らしさを失っていき、
9歳の頃には思春期前期とも言えるように、口答えをしたり無口になったりと、
魂がうごめき始める節目を迎える。
そして13歳から16歳の頃にはその魂が姿を現し、
やがて魂は独立する(本当の自分になる!)という。
高校生になると思春期後期に入り、考える力や感情、
意思が独立していき、自分の本当の道はこれだ!と
見出だすのだという。
でも時々、思春期を持ち越して、50代や70代で
思春期みたいになる人もいるんだとか!!

簡単に書けばこうなるのだけれど、それぞれの時期に、
時期相応の変化が起こる。
「9歳の危機(節目)」の息子を思いながら、
少し戸惑っている私や夫が、大人としてどう寄り添い、
これからの心構えをするか。

『一番大切にしてくれた人を切り離さなければ本当の自分にはなれない』
お話の中で最もずしっと来た言葉…。
私自身も通った道、ちょっと思い出しながらいつか来るその日を
楽しみに待つ気持ちの芽生えを感じました。

②子どもの眠りについて

夢とは起きている時には体験できないものであるが、
幼児は起きている間も半分眠りの状態が続いており、
自分をとりまくすべての物が物語を作っている。
思春期になるとしっかりと目が覚め、
夢の世界が遠ざかっていくのだが、
とにかく目覚めたい!という気持ちを持たせる為にも、
幼児~小学生の時期は、物事をファンタジーを使って学ぶことが大切である。
問題行動を起こす子どもは、しばしばファンタジーが不足しているという。

また、人生の3分の1を占める眠りは道徳の世界に大きな影響を与えており、
眠りの中で導きだされた善は心の栄養になる。

このお話を聞いた後から、子ども達が寝ている時の顔をよく見るようになりました。
じっと見ていると、嬉しそうな顔になったり、時々ケラケラと笑ったり、
眉間にシワが寄ってみたり、夢を覗きみることはできないけれど、
今この眠りの中で子ども達はどんな体験をしているのだろうか…と思いを馳せながら、
大人の夢の世界へ入っていく私です。

今回はオーガニックのお茶と手作りのお菓子が付いた講座でした。
心暖まるお茶とお菓子が、忙しい日々を送る参加者の皆さんの
心の栄養になったら嬉しいなと思いました。
遠路遥々来て下さった輿石先生、ご参加下さった皆様、
本当にありがとうございました。
(4年生 保護者)