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今回、私は撮影のため、アンサンブルのリハーサルに立ち会ったので、
少しその様子をお伝えします。

K先生が不在の中で子どもたちは自分たちの力で
リハーサルと本番をやり遂げていました。
まず、子どもたちは椅子や譜面台のセッティングを始めました。
年々大所帯になり(2列になって演奏する場合もありますが)
ぎりぎり1列で楕円を描く形でセッティングしました。
みんなで意見を出し合いながら、和気あいあいと打ち合わせていました。
すると、学期祭を見る席と演奏者が近すぎることがわかりました。

私が「観客席のほうを少し下げようか?」と言うと
子ども「うーん。観客席の後ろにもスペースが必要だし。」
別の子どもが「ねぇ、この舞台、可動式じゃない?半分にしよう。」とアイデアを出しました。
確かに、舞台側奥に高さ20cm 奥行き2mほどの木の台が設えてありました。
それが邪魔になっていたのですが、私からしたら動かせるとは到底思えなかったのです。
8年生の子が「この金具、外せますね。」と気づき、
あとは見守っていた大人で舞台を動かしました。
どかしてみると床がほこりだらけでした。
先の彼がそれも気づいて、さっとほうきとちり取りを持ってきてきれいにしてくれました。 
初めてのことに直面したときに、このように機転が利くことがすごいなと思いました。
そして、9年生の子が観客側に立ち、音のバランスをみてくれました。
「○○ちゃんが聞こえないね~」と言って配置を調整していました。
いつもはK 先生がされていることを、こうして思い出してやっているのだろうけれど
「複数の音を聞くことができるんだ。」と驚きました。

リハーサルが終わり、ヴァイオリンは一旦ケースにしまいましたが、
本番が始まる前には、10年生の子が低学年の子たちの
ヴァイオリンの音をチェックしてくれました。
ケースにしまうと、若干、音がずれてしまうためなのですが、
そういうところも自分たちで行えるようになっていることに感心しました。

9,10年生の子たちは、学園の長男・長女みたいな感じで、
発表の前後に、下の子たちに声をかけて励ましてくれています。
そしてみんな落ち着いた様子で、いつものように演奏を聴かせてくれました。
今回も素晴らしい演奏でした!
準備からリハーサルまで自分たちで段取りし、
仲間の子たちにも配慮をする様子はとても頼もしいと思いました。
私の娘も6年生として参加しているのですが、
頼りになる素敵な上級生にあこがれていると思います。
そして、してもらったことを今度は自分がしてあげられるようになることが、
自然に身についていく場を垣間見た気がしました。
                (6年生 保護者)