E75A3753-1556-4E1F-A2C6-B9AD0DB53C75やっと寒さも緩んできた3月初旬、3学期の学期祭が催されました。

我が子の成長を観られるのがもちろん一番楽しみなのですが、
他の学年の子たちのヴァラエティーに富む発表を観れることも
毎回同じくらい楽しみです。
男の子って、学校で何やっているか全然話しませんよね。
学期祭は息子が学校でどんなことをしているのか
知ることができる貴重な機会です。

1年生は英語で「大きなかぶ」を劇のようにして見せてくれました。
おばあさんが孫娘を呼びに行って、
孫娘が犬を、犬が猫を、かぶはまだまだ抜けない、、、。
小さな1年生が演じる猫やねずみが何とも可愛くて微笑ましかったです。
2年生の息子は日々やっているリズムの様子を見せてくれました。
前回よりも随分進んだ感じがしました。
3年生のリズムをとなるともう僕にはとてもできないなーと思います。
毎日、毎日、リズムの時間を少しずつ複雑化しながら
積み重ねていっているのですから当たり前なのですが、、、。
毎日の積み重ねってすごいです。

今回の学期祭では韓国語の発表が多くありました。
3年生は習い始めながら、先生の韓国語の指示を理解して
動いていることに感心しました。
4,5年生は韓国語での早口言葉を、6,7年生は韓国語で笛と歌を。
8,9年生はよく覚えられたなーと思うほど長い韓国の落語を披露してくれました。
それぞれが素晴らしかったです。
英語を聞くのには慣れていますが、韓国語を喋っている生徒たちを見るのは新鮮だし、
どこか不思議な感じでした。

個人的に一番心に残ったのは、女の子ばかりの4,5年生のコーラスでした。
普段は小さな声しか出さない4,5年生の子たちが一生懸命歌っているのを見て、
またそのどこまでも透明な声におじさんのハートはやられてしまいました。
(気持ち悪いですが、お父さんみんなそうだったと思います。)

6〜9年生で構成された合唱も素晴らしかった。
メロディーが素晴らしい選曲も良かったのだと思いますが、
涙が出そうになりました。
最後のオーケストラは有名な「白鳥の湖」でした。
練習を始めてからさほど経っていないと思うので固さも感じましたが、
重厚なバック演奏の中にヴァイオリンで奏でられたメロディーが
鮮やかに入り込んでくるところでは、ぞくっとしました。

子どもの成長って足し算ではなくて、かけ算だな〜と思いまます。
より正しくは、中等部プロジェクトのブログを書いてくれた
お父さんが表現されたように「指数関数的」とでも言うのでしょうか。
それを改めて強く感じた今回の学期祭でした。
                  (3年生保護者)

掲載の写真は8,9年生の幾何学の授業風景です。

780BB9EE-A997-47FE-ACF8-44FC2EE4794E8,9年生による「プロジェクト発表」が終わりました。
学園で2日に分けて発表した週の土曜日に、日進市の
にぎわい交流館をお借りして、全ての発表を終えました。
土曜日は、子どもたちが卒園した幼稚園の先生方や、
学園のお父さんたちも来てくれました。
質問タイムに積極的に意見を下さった
3年生男児のお父さんに原稿をお願いしました。

「中等部プロジェクト発表を見て」
ツバメの親鳥は、子どもたちが空ける口の中の黄色に
本能を刺激されて餌やりをするそうです。
そして、徐々に黄色が淡くなり、巣立っていきます。
必死で大きな口を開けて先生からたくさんのことを吸収してきた
この8,9年生が、疑問や関心を持った事について考え、調べ、
自分の言葉でみんなに分かるように発表する。
そしてまた、発表することで湧いてくる疑問について調べる。
学びがゆっくりと言われるシュタイナー教育であるが、
指数関数的な成長を8,9年生には見ることができます。
5人の発表はどれも大変興味深く、それぞれが
これまでに培ってきた力を存分に見せてくれました。

発表内容:
「剣術と体術の関係」
基本の型の実演と説明。剣術や体術を学んでいることで普段の生活に活かされていること。
「初めてのドレス製作」
ドレス製作の苦労と、それを乗り越えて完成したドレスを着てファッションショー。
「吹奏楽とその楽器について」
吹奏楽の歴史、構成の説明。自分の楽器について、演奏するための準備方法や音色の披露。
「ヴァイオリンのガット弦について」
羊の腸から弦を作製し、演奏に成功するまでの試行錯誤と、
金属やプラスチック製の弦とは異なるすばらしい音の披露。
「ウクレレの製作と演奏」
自作ウクレレの製作過程、ウクレレやチャランゴの歴史や伝搬の発表、
そして自作の詩も含む歌と演奏。

最後にみんなそろってフォルクローレ「コンドルは飛んでいく」を演奏してくれました。
みんな楽しそうに発表していました。
自分で調べたことをまとめ、発表することは楽しいことです。
一緒に発表を聞いた3年生以上の子どもたちも、
自分だったら何を発表するのか思いを巡らしたことでしょう。

3年生の息子よ、まだまだくちばしは真っ黄色いぞ。
(3年生 保護者)

学園のクラス担任が長久手市にある『古民家ざわざわ』をお借りして講座を開催します。
「シュタイナー学校の体験授業とお話」会です。

以前にご案内した内容から2点変更がございます。

1.ゴジカラ村さんのご厚意で駐車場を用意していただけました。
  お車でお越しの方はお申し込みの際にお知らせいただき
  当日は学園スタッフの指示に従ってお停めください。
2.託児についてですが、体験授業やお話の内容が大人向けとなっています。
  お子様を来られる方は託児のお申し込みをお願いします。

IMG_7634日時:2018年3月26日(月)  10時から11時半まで
場所:古民家ざわざわにて(長久手市『ゴジカラ村』内貸施設)
定員:20名
お茶代:おひとり500円
駐車場:お申し込みの際にお知らせください。
託児:500円。2歳以上。オムツのとれたお子さま。
   飲み物とおやつをご持参ください。
   (内容が大人向けのため、講座へのお子様の同席は
   ご遠慮いただいております。ご了承ください。)
お申し込み:メール(aichisteinerschool@nifty.com)
      または お電話かFAX(0561ー76ー3713)
      担当 森田・堀田まで

学園の担任団による体験授業は滅多にない機会です。
しかも託児付き!
学園の子どもたちが日々どんな授業を受けているのか、
ぜひ体験してみてください。
ご参加お待ちしています。

チラシはこちら→「体験授業とお話in古民家ざわざわ」
Copyright (c) Aichi Steiner Gakuen All Rights Reserved.