学童保育の時間、公園に行かずに学園の庭で遊ぶときには、
 3,4年生は、よく自分たちで建てた家の屋根に上がっています。屋根の上
 そこで何をするわけでもないのですが、
 ただ気持ちよさそうにあたりを見渡し、
 同級生とかたまって、ちょっとしゃべったりしながら時を過ごします。

 この秋に取り組んだ家づくり。
 本職の棟梁の指導のもと、自分たちで近くの竹林から竹を切りだし、
 柱を立て、棟を上げ、床を張り、ねっとり重い壁土を足で踏んで練り、
 壁を塗り、土間をたたき・・・
 竹ではしごも作って、屋根の上にも登れるようになっています。
 ふわふわやわらかく、かわいかった子どもたちが、
 今年度の米づくりと家づくりを経て
 見違えるようにしっかりひきしまった顔になりました。
 屋根の上から見える、地上とは違う景色、
 それは自分たちの力で得た新しい世界の姿です。
 競争に勝ったから、よい評価をつけられたから、自信がついたのではなく、
 やりとげた経験から生まれる自然な自己肯定感。
 リラックスした放課後の時間を過ごしながらも
 子どもたちから、自然体の自信と誇りがにじみでていて
 なんだかちょっとまぶしい屋根の上です。

 (学童指導員)
 

BlogPaintわたしは主のはしためです。
お言葉どおりこの身になりますように。 
    聖書 ルカによる福音書 1章38節より抜粋


少々前の話になりますが、昨年の12月に子どもたちは、
先生方からすてきなクリスマスプレゼントをいただきました。

それはイエスキリストの生誕劇でした。
12月になると街中はクリスマスシーズンを迎えて、
イルミネーションにショッピングにとにぎやかになりますが、
学園ではアドヴェントガーデンと呼ばれる降誕節のお祝いによって厳かに12月を迎えていました。
シュタイナー学校はキリスト教を教える学校ではありませんが、
厳しい寒さの中に光を待ち望む冬の祝祭として、クリスマスを祝います。

いよいよイエスキリストの誕生を祝う日が近づいた23日に、先生による生誕劇を親子で観劇しました。
イエスキリストの誕生の話は何度も聞いていましたが、学園の劇を観るのは初めてでした。

まず驚いたのは、内容が庶民的だったことです。
劇には、イエスの母と父になるマリアとヨセフが愚痴をこぼす場面などもあって、人間味があふれていました。
イエスキリストの生誕と言えば、歴史的にも大きな出来事で、今に至るまで華やかにお祝いされていますが、
実はとてもありふれた日常での出来事であったことを知りました。
ごく貧しい夫婦が神様の働きを信頼し、子どもを授かり、その時、歴史は大きく動いていたことに心動かされました。
冒頭に紹介した聖書の箇所は、劇中のマリアの台詞ですが、
このマリアの言葉から、神さまの計らいを信頼することを選んだマリアの強さが伝わってきます。

日々の出来事を大切に受け止め、見えない計らいを信頼して歩めているかと言えば
そうでないことが多いのですが、
日常の中にこそ宝のような出来事が隠されているのかもと思いました。
そしてこのような思いを持って、新年を迎えることになりました。
子どもたちもまた、あの素敵な空間のなかで、何かきっと感じるものがあったのではないかと感じています。

(2年生 保護者)


「あー楽しかった!」
全てのアルファベットを習い終えたとき、ある子がそうつぶやきました。
それを聞いて他の子たちも
「面白かった!」「ノートをお母さんに見せたい。」
などと声を弾ませました。英語ノート
 3年生と4年生は、2学期にアルファベットを “書くこと” を習いました。
といってもA、B、C・・・と順番に書いていくわけではなく、
お話を聞いて、その話に出てきた絵を描き、
そこから字を導きだします。
習い始めの4週間は、一日に一文字ずつ書いていましたが、
もっとたくさん書きたい!一日一文字だけじゃもの足りない! という意見がでてきました。
「今日は何個字を習うの?」と毎回尋ねてくる子もいました。
子どもたちの「英語の文字を書きたい!」という熱意は
私の想像以上に大きなものでした。
そこで途中から、一話に2つの文字が導きだせるようなお話を創作し、
一日二文字ずつ書くことにしました。
BlogPaint
その都度、「あ、この絵はこういう字だったんだ。」
「これ私の名前に入ってる!」
などと発見して喜んでいました。
また習った文字をからだであらわしたり、背中になぞり、伝言ゲームをしたりしながら、
文字をからだの中に浸透させました。
 今までは文字は使わず、
英語の音やリズムの中で楽しんでいた子どもたち、
これからは文字とともに、新たな英語の世界へと出かけていくのだなと感じます。
どんな発見や喜びが待っているのでしょうか。

(英語 専科教員)
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