BlogPaint12月の初めに二学期の学期祭がありました。
毎回とても楽しみな行事ですが今回も感動の連続でした。

特に印象的だったのは高学年の姿でした。
7,8年生の子どもたちは寸劇で笑いを取ったり
来春に行う公開劇のオリジナルの劇中曲を披露。
シュタイナー教育を受けてきた
積み重ねの成長がひしひしと伝わってきました。
劇を鑑賞できる日がとても楽しみになりました。

4年生以上の子どもたちで構成されたバイオリンとチェロの合奏では
12人の子どもたちが楽器を手に
ステージに並ぶ姿だけで胸が熱くなりました。
クリスマスメドレーの演奏も素晴らしかったです。

また、学期祭では各クラスのノート展示や手仕事品を見ることができます。
低学年から順に見ていくと、それぞれの喜びとともに学ぶ姿と、
中等部まで順に成長していく過程を目にできて感動しました。

子どもたちの成長と共に
学園も飛躍していることを実感できた学期祭でした。

新校舎を含め、これからの学園の未来がとても楽しみです。
               (5年生 保護者)

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もみじの赤色が深まり、空気は冷たいけれど爽やかで気持ち良い季節。
まだ5時前なのに、太陽はもうほとんど落ちてしまい、あたりは薄闇に包まれてゆく。
そんな季節、11月25日に学園でアドヴェント・ガーデンが行われました。

保護者と先生達はお昼過ぎから、準備にかかります。
お父さん達は学園内に生えている樅(もみ)の木の枝を必要なだけ切り落とし、
お母さん達は、その樅の木で各学年の教室に飾るアドヴェントクランツを作りました。

夕方から保護者みんなで、お祭りのスペースとなる教室に集まり、
緑に輝く樅の枝を螺旋状に置いてゆく作業に取り掛かりました。
中心には綺麗に布で周りを飾られた大きなろうそくが1本。
螺旋の道はそこに通じています。
外から中心のろうそくまで行く道を作り、
また中心から外に戻れる別の道を作らなければなりません。
道を広くしすぎては、教室内におさまらないし、狭すぎても通りにくい。
上から見て綺麗な螺旋状になるように調整したり、
樅の枝の途切れる場所がないように気をつけたり、
となかなか神経のいる作業です。
螺旋状に置かれた樅の上には、大きくて綺麗な貝殻、
鉱物、りんごを置くための皿がバランス良く置かれてゆきます。
窓や荷物入れなどの棚は布で覆われ、藁細工でできたクリスマスオーナメントが
星のように飾られました。
みんなでがんばったおかげで素晴らしいアドヴェント・ガーデンを作り上げることができました。
気がつくともう外は夕闇に染まっていました。

中心となるの先生が、清めのオイリュトミーを先導してくれます。
僕たちもそれにならいました。場の空気が厳粛なものへと変わってゆきます。
しばらく外で待機した後、いよいよ、りんごろうそく祭りの会場に入りました。
(同席できるのは1年生の保護者のみ)
子ども達がやってくるまでの10分程、窓も布で覆われた暗闇の中、
中心に1本だけ灯されたろうそくの火を見つめていると、
心が内に向かってどんどん集中してゆきます。
静寂の中、聞こえるのは先生の弾かれるライアーの音だけ。
そして子ども達が担任の先生とともに入ってきました。

お祭りに参加するのは1〜3年生だけです。
さっきまで学童で遊んでいたときと違い、みんな真剣な面持ちでした。
一番はじめは、中心となる先生が、りんごろうそくを手に持ち、
中心の大きなろうそくからそれに火を灯し、樅の螺旋のあちこちに配されたお皿のひとつに置きました。
その後は、次々に子ども達がゆっくりと自分のりんごろうそくを手に
中心のろうそくに向かって螺旋状の道を歩いてゆきます。
そしてそこで火を点け、帰る途中に自分の好きなお皿にりんごを置いてゆきます。
一つ、また一つ、火のついたりんごろうそくが増えるにつれ、
暗闇が明るくなってゆきます。それはそれは綺麗でした。
子ども達はろうそくを持って歩くのに精一杯だとは思いますが、
聖なるものを心のどこかで感じ取っていることと思います。
息子は、ろうそくに火を点けてから帰る道に一瞬迷いながらも大切に一歩一歩歩き、
一番最後にろうそくを置いて、無事自分の席に帰りました。

僕たち保護者もまた歩きました。
中心のろうそくで火をつけ、途中のお皿において帰ってくる。
単純な行為ですが、とても厳かで尊い気持ちになりました。
1年で日照時間が最も短くなる冬至は、ちょうどクリスマス頃です。
暗闇濃くなってゆく季節に自分たちの心に火を灯し、クリスマスを待つ。
心を内に、聖なるものに向けてゆく。そんな意味があるのだと思います。
また、自分が灯し、途中で置いたろうそくの火は、
次に歩いてくる人の道を明るく照らしてゆく、、、。
他にも深い意味がアドヴェント・ガーデンに秘められていることを、
二週間ほど先立ってキリスト者共同体の司祭様に教えていただいていました。

外に出ると、もう真っ暗です。
ところどころに置かれたランタンが幻想的に道を照らしています。
先に退出していた子どもたちと静かに合流し、帰途につきました。
その日は、「外食などせず、家に真っ直ぐ帰り、
厳かな気持ちで過ごしてくださいね」とのことでした。
学園からの帰り道、夜空と星がいつもよりずっと綺麗でした。
そして、心も静かに満たされていました。
息子も妻も同じように感じていたと思います。
ありがとうございました。
               (1年生 保護者)

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先日、秋晴れの中5・6年生による「古代オリンピック競技祭」が開催されました。
古代オリンピックはゼウスを讃える祭りで、単に記録や順位だけではなく、
調和のとれた美しい動作、対戦する相手への敬意などが競技者に求められたそうです
5・6年生はエポック授業でこの時代の学びに取り組んでいます。
心身のバランスの調和がとれているこの年齢に古代ギリシャ時代の精神を体感し、
行うことに大きな意味があるそうです。
今年は京田辺シュタイナー学校と合同開催が実現、
京田辺と愛知の2か所で5・6年生は雄姿を見せてくれました。
京田辺では土曜日の競技祭に向けて木曜日朝に出発、
初日はホームステイ、2日目は前夜祭を行い、みんなで学校に宿泊しました。
移動、準備、初めてのお友達との交流含め、大忙しの3日間だった上、緊張したり嬉しかったりで、
あまり眠れない夜を過ごした子もいたようですが、当日の子どもたちはその日の天気と同じく、
晴れやかな笑顔で元気な様子。
京田辺の子どもたちに溶け込み、 貫頭衣風の白い衣装を着て、
古代オリンピックの5種競技であるレスリング、短・中距離走、幅跳び、円盤投げ、やり投げを
通して凛々しい姿を見せてくれました。
サポートして下さった京田辺の皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。
子どもの受け入れのみならず、見学に駆け付けた愛知の保護者との交流会も企画して下さり、
親子ともに特別な時間を持つことができました。
帰る時は、いつまでもいつまでも名前を呼び合って大きく手を振り合う子どもたちの姿がありました。
オリンピック以上に得られたものがあったようです。
京田辺行きの翌週に、同じく澄み渡る秋晴れの中、愛知でもオリンピックを行いました。
京田辺とはまた違う、リラックスした笑顔を見せながらも
「頑張れ!」と声援を送る全校生徒・先生と保護者を前に、丁寧に美しく動いて全力で
競技に取り組む子どもたちの姿がありました。
最後の表彰式ではひとりずつ担任の先生から言葉を贈られ、
オリーブの冠を被せてもらいました。どの子もはじけるような笑顔でした。
真摯に競技に臨み、力を出し切った後で子どもたちが歌う表彰式の歌に
思わずホロリとくる保護者の姿も。

温かい思いに包まれ、日々成長していく子どもたちの姿を見られた
幸せな秋の2日間でした。
              (5年生 保護者)
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