4F8B480B-7CC8-478A-9833-C55C71F843FC毎年、クリスマスが近づく頃に先生方から子どもたちへの
クリスマスプレゼントとして「生誕劇」が上演されます。
イエスキリストが誕生した時の様子をあらわす劇です。
全学年の子どもたちと保護者も含め一緒に観覧します。

私がこの劇を観るのは今年で3回目。
ようやく細部まで楽しむ余裕が出てきました。
話を追うだけで精いっぱいだった初回、配役にわくわくした2回目、
今年は過去2回との違いやどんどんバージョンアップされていることに
気が付きながら観劇に集中できました。

内容も難しく厳かな雰囲気の生誕劇を低学年は楽しめるのかな?
毎年同じ内容で、高学年の子どもたちは面白いのかな?
生誕劇を毎年見る意味ってなんだろう?
そんな思いは、今年でリセット。

その時々で受け取るもの、感じるものが違って楽しいこと、
内容がすべてわからなくて、繰り返し見ることでより深く響くものがあること。
見終わった後に心と体に静かにしっとりと残るものがあること。

心のやわらなか子どもたちはもっと受け取るものがあるのだと思います。
この生誕劇が先生方からのクリスマスプレゼントである理由が
3回連続で観劇してようやく腑に落ちました。

自分にとって一番面白かった今年。
来年もとても楽しみです。
わが子に聞いてみたら
「生誕劇ねぇ、毎年同じなんだよね~まあ、でも、そうだね、来年も楽しみかな。」
との思春期らしい答えでした。
                  (6年生保護者)

7569BF8E-20BB-4699-86D4-7EC83881270112月の初めに2学期の学期祭が行われました。
学期祭は子どもたちの普段の学びの様子を
垣間見ることができる、とても楽しみな行事です。

可愛らしい1年生の元気な姿や、
この1年で すっかりお兄さん・お姉さんになった2年生、
息の合った動きを見せてくれた3年生へと発表が進みました。

4,5年生は、先日の古代オリンピックで聞かせてくれた
笛の美しい合奏でした。
6,7年生は袴に身を包み、狂言「痺(しびり)」を披露。
とても面白い内容で、会場からは笑い声が溢れる中、
凛々しい顔つきで演じ切りました。

最高学年である8,9年生の発表は圧巻でした。
合唱では、中学生の年齢ならではの奥行きのある歌声に驚きました。
そして、彫塑の授業で作りあげたというライアーの演奏では、
素敵な音色が会場に響いていました。
3CFCC6DE-60AC-4355-AD75-C2BC0533DB47いつもはシャイで、にこにこしているイメージの8,9年生ですが 、
発表の時には力強く、真っ直ぐに前を見つめる姿に感動しました。

最後は高学年の子どもたちによるアンサンブルの発表で締めくくられ、
会場からは盛大な拍手が送られました。

今回、特に印象的だったのは、子どもたちの発表を見守る
担任の先生方の表情でした。
発表を見つめるまなざしは、とてもあたたかく、
担当するクラスの子どもたちの発表の際には、
どの先生も嬉しそうに目を細め、拍手を送っていました。
「こんな風に想ってくれる先生に出会えて、
子どもたちは幸せだな~」と思いました。

学期祭では、毎回子どもたちの成長を感じると共に、
その子どもたちを導いてくださる先生方への感謝の気持ちでいっぱいになります。
そして、子どもたちからパワーをもらい、
「よし!私たち大人も頑張ろう!」と思えるのです。
                  (3,5年生保護者)

66C825DF-4D52-499B-A151-DBE6829425B212月のはじめにアドヴェントガーデンがありました。
毎年この日に、学園のお庭に凜として立つもみの木から枝をいただいて、
りんごろうそく用の渦やアドヴェントリースを作ります。

私は開校以来この準備のお手伝いをしてきましたが、
今年は初めて体験させてもらえることになり、
うきうきして待っていました。

ブレーカーを落として真っ暗闇の中、
お庭の通路に灯された行燈の灯りを頼りに教室に入ります。
ライヤーの奏でる静かな音色の中、粛々と進んでいきました。

1年生から3年生の子ども達が一人ずつ先生からりんごろうそくを渡され、
ある子は戸惑いながら、またある子はサーッと渦の中心まで行って、
大きなろうそくから自分の持つりんごろうそくに光をもらいます。
私はこの時の子ども達の顔が大好きです。
自分のろうそくに灯りが移った瞬間の一瞬の表情が
どの子もシュッとして格好良く、驚くほど大人びて見えるのです。

もみの渦の帰り道は、後に続く子の為にりんごを置いていきます。

最後に私も体験しましたが、大きなろうそくから
自分の持つりんごろうそくに火を移すときは緊張しました。
このぴりっとした緊張感が、冬の空気を思い起こさせ、
渦の中に点々と置かれたりんごろうそくの灯りが
明るい未来を指し示してくれているような、
ほわーっと温かいものが胸に灯りました。

私語は慎んで、暗闇と静寂の体験を大切に家まで帰ります。

12月も残りわずかです。
おうちでも、夕食前にろうそくの灯りだけにして、
暗闇と静寂の体験をされてみてはいかがでしょう。
子ども達の心も、更には日々忙しい私たちの心も落ち着きますよ。
                  (8年生保護者)
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