BlogPaint寒すぎないかと心配していましたが、山の中に入り歩いている内に暖かくなりました。やさしい太陽の光のもと、色づく木の葉に包まれて、楽しい時間を過ごすことができました。北高上緑地は半年ほど前に出来た里山だそうです。道の舗装も最低限に抑えられていて、やわらかい土の上をさくさくと歩くことができました。遊具のないお山で、木の葉や棒などを使って様々な遊びを見つけて楽しんでいました。木々の間を走り回っては、生えている竹を棒で叩いて楽器にしてみたり、龍のような枝を何本も見つけて「家族ー!」と笑顔になっていたり、木に登ったり、ごっこ遊びをしたり、転んだり、とあっという間の3時間でした。
                           (2013年11月25日 1年生担任)

BlogPaint寒さが増して日が落ちるのが早くなるこの季節に、
子ども達はりんごろうそくを体験します。
人数が増えたので、今年から低学年のみになり、
上の学年の子ども達はちょっと残念そうです。

今年は父母が早くから集合して、お庭のモミの枝切りから始まりました。
1年生の親御さんは初めての方が多く、一体何が始まるのかと興味津々。
切り出したモミの枝は、赤い蝋燭が4本立ったアドヴェントクランツや
季節のテーブル、そしてりんごろうそくの渦に使われます。

私は子どもが幼稚園の頃に見学した事があるのですが、
モミの木の渦の真ん中にある大きなろうそくから、自分が毎日磨いて作った
りんごろうそくに火を移す時の子ども達の顔が、なんとも素敵なのです。
注意深く神妙で、どこか大人びてとても神秘的な表情に見えました。
学園の子ども達も素敵な体験が出来ているといいな、と思います。
                                (ブログ担当 保護者)

BlogPaint中学生になった学園の卒業生は、6月の「オープンスクール」や
先月の「秋祭り」などの学園行事に、お手伝いに来てくれています。
いつも重要な働き手です。

4人の卒業生のうち3人は地元の公立中学へ、そして1人は
自分の可能性を広げる為に名古屋市内のフリースクールへ通っています。
「中学はどう?」と聞くと、
「バスケ部に入ったよ
。先輩が優しいの。」とか、
「シュタイナー学園の授業は掘り下げ方がすごかったって解ったよ。」とか、
「社会の先生の知識が半端じゃなくて、話を聞くのが楽しみなんだ。」とか、
「先生に頼まれてハロウィンの絵を書いたら貼り出されたんだよ。」など、
新しい学校生活に、前向きに取り組んでいる様子がわかります。

自分よりも身体の大きな上級生やたくさんの同級生に囲まれて、
もっとおろおろするかと思いきや、
学園の卒業生たちはどの子もとても堂々としています。
他の人との比較で自分を評価するのではなく、過去の自分より今の自分は成長している。
そして未来の自分はもっと成長している、という己を信じる力を持っています。
それは、それぞれの子どもが持っているものを、否定せずに育んだ学園での日々があるからだと感じます。

卒業生が学園に顔を出すとすぐに、在校生達と鬼ごっこが始まります。
中学生は忙しそうですが、今後も学園の行事に顔を出してくれる事を在校生の子ども達と共に楽しみにしています。
                                         (ブログ担当 保護者)

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